乳製品(生クリーム・バター)には注意せよ!母乳育児ママへの食事マメ知識
母乳育児をがんばっているお母さん、毎日お疲れ様です。
母乳を飲んでる時の子供の顔を見るのはたまらなく幸せですよね。
でも、そんな幸せな気持ちだけでなく、いろんな我慢もしていると思います。
特に食事なんかは気を使っているお母さんが多いのではないですか?
自分の食べたものが、そのまま子供に行くのでやっぱり食事って気になりますよね。
では、みなさんはどんなことに気をつけていますか?
目次
乳腺炎時、食事はバランスが大事
あれはだめ、これもだめってわけじゃないんです。
たしかに、脂っこいもの、乳製品、甘いものなど過剰に取り過ぎると母乳にはよくありません。
よくないって言っているとストイックにまったく食べない人がいますが、
そんな我慢は必要ないですよ!
何度も言いますがバランス良く食べればいいんです。
例えば、朝ごはんは菓子パンだけ…納豆ごはんだけ…昼はインスタントラーメン…とか
一種類だけの食事ってあんまりよくないです。
でもそんな作る余裕ないよーって思っているお母さんいると思います。
私も最初のころは余裕なくて単品メニューでしたが、
何かをプラスできるように少しだけ努力して食事を見直しましたよ。
乳腺炎時の食事バランス、ひと工夫はどうするの?
朝ごはんは、菓子パンではなく、食パンに野菜や目玉焼き、ハムなどあるものをのせて、
インスタントのスープをたしてみるとか。ご飯だったら、ちりめんやなどを混ぜ込んだり、
麺類なら必ず野菜をプラスするとかそんなものでいいんです。
がんばり過ぎないことも大事。
野菜はカットしているものや、冷凍してあるもが売ってあるから
そんなのを主食やスープにプラスするといいと思います。
乳製品ってどのぐらいならいいの?
乳製品は高脂肪なので取り過ぎると、高脂肪の母乳がでて、赤ちゃんが消化しずらかったり、
味が落ちたり湿疹が出たりすることがあります。
また、母乳の分泌量が多いため乳腺が詰まりやすくなり乳腺炎になってしまう人もいるので過剰なとり過ぎはよくありません。
しかし、カルシウムなども取れ栄養価も高いので食べてはいけないというわけではありません。
これぐらいだったら食べてもいいという目安もありません。
その人の体質や赤ちゃんの状態によります。
牛乳やチーズ、バターなどを低脂肪のものに変えたり、
牛乳を投入に変えたりしていつもより少し減らすようにしてみると
ストレスにはなりにくいかもしれませんね。
母乳育児中の食事って気を使いますが、ストイックになり過ぎずがんばりしょうね。
生クリームやバターは食べていいの?乳製品と乳腺炎の関係
「母乳育児をしているママは、牛乳を飲むと母乳の出が悪くなる」とか、
「乳製品は、乳腺炎のリスクを上げる」・・・なんて噂、聞いたことはありませんか?
ただでさえ妊娠中から「これダメ」「あれダメ」と何かと食事制限されているママですから、そんな状態が産後まで続いてしまっては、もうゲンナリしてしまいますよね。
乳製品はタンパク質やカルシウムが豊富なので、これを排除してしまうと、1日の栄養分がかなり不足してしまうことは確かです。
筆者なんて、「毎朝、牛乳を飲まないと1日が始まらないのに!」なんて、未だに続く食事制限を不満に思っていました!
ここでは、乳製品と乳腺炎の本当の関係、そして母乳育児を続ける際に注意したいことを詳しくご紹介いたします。
◎乳製品が、乳腺炎のリスクを上げるって本当?
生クリームやバターなどの乳製品は、噂通り、本当に乳腺炎のリスクを上げるのでしょうか?
乳製品って、クッキーやスイーツなどのお菓子類に入っていることもありますし、料理のコクを出すためにもよく使用されますよね。
日常生活から乳製品を全て排除してしまうと、食事の内容そのものがかなり限られてしまうことでしょうし、そもそも完全な排除って不可能に近いですよね・・・。
実は乳製品と乳腺炎との関係性については、WHOは「乳製品が乳腺炎を引き起こすことについては、明確な根拠があるわけではない」としています。
言葉を濁しているように受け取れますが、これは裏を返せば「まだ因果関係ははっきりしていないので、現段階では何ともいえない」ということでしょう。
もし、あなたの母乳の出が良くて、赤ちゃんもよく飲んですくすくと成長しているのであれば、それほど神経質に乳製品完全除去のストイック生活を送らなくても良いでしょう。
◎母乳育児を目指すママに、注意してほしい乳製品はこれ
乳製品と乳腺炎との因果関係はまだ解明されていないものの、病気の発症とは別に、母乳育児を目指すママには注意していただきたい乳製品があります。
それは、洋菓子や洋食、ヨーグルトです。
「なんで?」と疑問に感じるのも無理はありません。それでは、一緒に詳しく見ていきましょう。
・洋菓子
ショートケーキやクッキーなど、洋菓子には生クリームやバター類の乳製品が多く使用されています。例えば友人が家に遊びに来たときに、日持ちがするからと洋菓子を渡させることも多いかと思いますが、ついつい食べ過ぎてしまわないようにお気をつけくださいね。
・洋食
例えばピザやグラタンには、乳製品であるチーズがふんだんに入っています。またクリームパスタにも、生クリームやバターがたくさん使われているので、意識してあまり頻繁に摂取しないようにしましょう。
・ヨーグルト
つわり中のママさんが、「これならどうにか食べられる」と行き着くことも多い、ヨーグルト。「糖質半分」などと表記されているヨーグルトもありますが、加糖されているヨーグルトよりもプレーンタイプのものを選びましょう。
◎乳製品を食べすぎると、どうなる?
赤ちゃんを預けて、久々に友人と楽しいランチ!でも帰宅して思い返してみたら、意外に乳製品を摂っていた・・・なんてこともあるでしょう。
乳製品を食べ過ぎると、母乳を通じて、赤ちゃんが下痢や便秘になったりするのでご注意くださいね。
乳製品の中でも特に、生クリーム、バター、チーズは高脂肪です。これらを大量に摂取すると、母乳の質自体が高脂肪なものになります。
まだ消化機能が弱い赤ちゃんにとって、高脂肪な母乳を飲むことはダメージへと繋がるのです。
◎まとめ
いかがでしたか。生クリームやバターなどの乳製品は、乳腺炎と100%繋がるわけではないものの、過剰に摂取すると母乳の質の低下が避けられません。
かといってストイックになりすぎず、「ほどほど」を心掛ければ、食生活に関するストレスも減ることでしょう。