断乳後に必ず起こる!PMSへ悪化する頭痛や吐き気は「ホルモンバランス」が原因だった

意外と知らない人が多いのですが、

実は断乳後、頭痛や吐き気による体調不良をおこす人がたくさんいます。

 

頭痛や吐き気からはじまり、

めまいや身体のだるさといった症状が出てきます。

 

断乳が無事に成功してほっと一安心と思ったら

体調不良なんて大変ですよね。

 

なぜ断乳後体調不良になってしまうのか、

良くするにはどうすれば良いのか紹介していきます。

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断乳後に頭痛や吐き気がおこる原因

断乳後急に体調を崩してしまう原因は、

ホルモンバランスが急激に変化することが原因だと言われています。

 

断乳は赤ちゃんが徐々におっぱいを吸わなくなる卒乳とは違い、

いきなり授乳をやめるため卒乳よりも大きなホルモンバランスの変化がおこります。

 

母乳をあげいる間はプロラクチンというホルモンが分泌されていましたが、

授乳をやめるとそのプロラクチンが減少して

プロゲステロンというホルモンの分泌が増えます。

 

このホルモンの変化が、断乳することにより急激におこり、

頭痛や吐き気などの体調不良がおこります。

 

断乳による体調不良は

1ヵ月から長くて3ヵ月程度続くと言われています。

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断乳後の体調不良を少しでも良くする方法

断乳後頭痛やめまい、吐き気や身体のだるさがあると

家事や子どもの面倒をみるのが辛くなってしまいますよね。

 

そんな辛い体調不良を少しでも良くするためには

ホルモンバランスを整えることです。

 

ホルモンバランスを整えるためには、

バランスの良い食事や適度な運動、

ストレスを溜め込まずにリラックスして過ごすことが大切です。

 

あまりにもひどい場合は産婦人科を受診すれば、

ホルモンバランスを整える薬を出してくれるそうなので、

ひどい場合は我慢せずに産婦人科を受診しましょう。

断乳後の頭痛や吐き気|まわりの人を頼ることも大切

断乳により体調不良になってしまったら

無理せずにまわりの人に協力したもらい少し休むことも大切です。

 

パパや親を頼れない場合は一時保育を利用するなどして

たまにはママもゆっくりお休みしましょう。

 

体調を崩しているのに無理をしてしまうと余計にひどくなってしまったり、

なかなか治らずに長引いてしまいますので、

思い切って休んで早く治すことも大切です。

 

仕事復帰のために断乳する人もいると思いますが、

いきなり仕事を頑張りすぎると断乳による体調不良が

さらにひどくなってしまう場合があります。

 

あれもこれもと自分1人で抱え込まず、

出来れば家事や育児はパパと分担して行うようにしてもらいましょう。

授乳中ママは、PMSになりやすい!?ホルモンバランスの変化がもたらす影響

女性であれば、毎月PMSに悩まされている方はとても多いことでしょう。

 

PMSとは、「月経前症候群」の略称です。生理前になると、イライラして周囲に八つ当たりしたり、あるいはうつ状態になって塞ぎ込んでしまうことも・・・。

自分で自分の感情がコントロールできないうえに、周囲にも迷惑を掛けてしまうのが厄介なところですよね。

 

実は授乳中のママは、PMSが産前より悪化しやすいんです。「まだ生理が再開していないけど?」と、驚いてしまいます。

では、「産後ママ」と「PMS」の関係について一緒に見ていきましょう。

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◎乱れるホルモンバランス、そもそも、PMSの原因は?

医学が発達した現在においても、実はPMSの根本的な原因は分かっていません。

ただ、月経が始まる前には、女性の体内でホルモンバランスが起きることは解明されています。

 

月経前には、黄体ホルモンであるプロゲステロンと、卵胞ホルモンであるエストロゲンの分泌量がとても低くなるのです。これら2つは女性ホルモンですから、分泌量が極端に下がることで、神経伝達物質や脳内のホルモンに異常をきたすのです。

 

つまり様々なホルモンバランスの乱降下や神経伝達物質の異常により、メンタル面でも変化が起きて、イライラ・うつ症状などのPMSへと繋がっていくのです。

◎産後ママがPMS悪化を招きやすいのはどうして?

先述のように、PMSはホルモンバランスが安定しないために起こりがちですが、

PMSを引き起こす原因は他にもあります。

 

それは、ストレスです。

 

ストレスは、ホルモンバランスを乱れさせ、神経伝達物質にも異常を生じさせます。そう、これらのトラブルは、まさにPMSを引き起こす要因そのものへと繋がっているのです。

 

授乳中のママって、言ってみれば「常時戦闘態勢」ですよね。いかなる場合でも、赤ちゃんのお世話が最優先。

あったかいご飯を食べるのなんて夢のまた夢、化粧やメイクをするような余裕もないし、そもそも自分の時間なんて1分も無い!・・・なんて、ストレスフルの毎日を送っていることでしょう。

筆者も、「これなら仕事しているほうがラクだった・・・」と、毎日のようにグッタリしていたものです。」

 

このように、ストレスフルな授乳中ママは、メンタル面からPMSが悪化しやすいのです。

 

◎辛いPMS、対処法はあるの」

PMSは、とても辛いですよね。まるでハリネズミのように、体の外にも、心の外にも、全てに対して針をむき出しにしているようなトゲトゲした状態なのですから・・・。

実はPMSは、改善へ向けた治療が可能です。産婦人科で扱っていますので、無理に耐えようとせず、相談に行くことをおすすめします。

 

そこではカウンセリングのうえ薬を出してくれるはずですが、授乳中であることを伝えれば、母乳への影響がないように漢方薬の処方への変更など柔軟な対応をしてくれることでしょう。

 

◎まとめ

自分がいっぱいいっぱいだと、お世話にも余裕が無くなってくるものです。「なんで泣き止まないのよ!!」「私を困らせるために生まれてきたの!?」「これ以上私にどうしろっていうのよ!!」なんて、泣き止まない子供を抱えながら私自身も涙を流したことがあります。

 

今にも爆発しそうな負の感情は、あくまでホルモンバランスの変化で起きている不調ですので、その感情が全てだと思い込まないように意識してください。

PMSは、産前に苦しんだ人ほど、産後に悪化しやすい傾向があります。

 

余裕のない子育ては、自分自身だけではなく、子供も苦しめることになります。お子さんのためにも、授乳中ママは無理せずに、医療機関と連携して改善していきましょう。

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