食事は母乳のもと!授乳期間で気を付けるべきこと

母乳育児中のママさん、母乳が血液からできているということは皆さんご存知だと思います。では、血液をつくるもとになるものは何でしょう?これも皆さんご存知のように、そう、食事です!

授乳期間中のママさん、食事には気をつかっていますか?

出産した病院によっては、授乳期間中に控えた方がいい食べ物のご指導をされるところもありますが、何かを控えるという食事制限のようなものではなく大切なのは栄養バランスの良い食事をするということです。

授乳期間中というのは普段よりもお腹が空きやすかったり、無意識のうちでも疲れを溜め込んでしまいますので、高カロリーな食事や脂肪分の多い食事を欲しくなりがちです。

しかし母乳はママさんの血液でできていますので、コレステロールが高い食事を多く摂りすぎてしまうと、血液がドロドロになって粘りが強くなります。

血液の粘りが強くなるということは乳腺が詰まる原因となり、乳腺炎になりやすくなってしまいます。いわゆる動脈硬化と同じ原理です。

特に初産の方や何度も乳腺炎を繰り返しているというママさんは気をつけましょう。

Sponsored Link

乳腺の太さを確認してみよう

実は、授乳期間中に起こる乳腺炎などの乳房トラブルの8割は食事が原因であることが多いのです。

中には、ケーキや洋食など脂っこいものや高カロリーの食事を好きに食べても乳腺炎になったことはないという方もいるのですが、このような方は乳腺が太い人に多いようです。

乳腺の太さはご自身でも確認ができます。乳輪からちょっとつまんで母乳を押し出してみましょう。このとき、出た母乳の太さが乳腺の太さです

乳腺がとても細く、髪の毛くらいしかない方はとくに食事には気を配るようにしてくださいね。また、授乳間隔が開いてしまうと乳腺炎になりやすくなりますので、こちらも同様に気をつけましょう。目安としては、3時間以上開けないことです。

Sponsored Link

多くのストレスを抱え込んでいませんか?

授乳期間中に起こる乳腺炎などの乳房トラブルは食事が原因のことが多いと言いましたが、野菜中心の食生活をしている方でも乳腺炎になる方はいます。

睡眠不足や風邪などの体調不良・疲れやストレスからも乳腺炎は引き起こされるきっかけになるためです。

ちなみに、乳房の外側にしこりができる乳腺炎は食事が原因であり、乳房の内側にしこりができる乳腺炎はストレスや体調不良の場合が多いです。

ストレスとなる原因もさまざまなことが考えられますが、慣れない育児で疲れを溜めてしまったり、1人目と2人目の育児で悩んでいたり、また家族関係からのストレスも大きいですね。

あとは意外に気づかれないのですが、助産師さんや地域の子育て支援による母乳指導・哺乳量の測定などがストレスになることも多いです。

ストレスを全く感じない生活というのは不可能ですが、できる限り身近な家族などに家事をサポートしてもらうなどしてもう少し肩の力を抜いて、育児ができるといいですね!

ママさん自身が楽に家事・育児ができるにはどうしたらよいかを考えてみましょう。

乳腺炎の予防は、自分自身の心掛けが大切です。授乳期間中の食事内容の見直しや、できるだけストレスのかからない生活ができるようにするために、改善できそうな点があればすぐにでも対策してみましょう。

Sponsored link


サブコンテンツ

このページの先頭へ