【要注意!!】母乳育児中に痛い乳腺炎…食べてはいけない食べ物ワースト3
母乳育児中にかかるママが多い「乳腺炎」。
油断していると、すぐ乳腺炎の一歩手前の状態となり、
とても痛い思いをしました。
乳腺炎を予防するためにできること、
母乳育児に適している食べ物について、まとめてみました。
是非、母乳育児ママは食生活を見直す機会にして頂ければと思います。
〇母乳育児中の食事 & 食べてはいけない食事
母乳には、基本“白いもの”が良いとされます。
白米、うどんなどの炭水化物。そして白身の魚。
反対に、白いものでも“おもち”は、
栄養価が高すぎて乳腺がつまってしまうので、食べてはいけないオススメできないとされています。
避けたほうがよいものとしては、高脂肪のもの。
そして、香辛料の入っているもの。
この観点からすれば、一番の理想は和食の魚料理、
ということに落ち着くのではないでしょうか。
かといって、現代の私たちにとっては、和食ばかりを続けるのは至難の業。
担当だった助産師さんは、「あれもダメ、これもダメではお母さんも大変。母乳育児を続けるためには、ストレスがかからない環境も大事。“ほどほどに”なんでも食べてもいいよ」とおっしゃってくださっていました。
そのため、ストレスがかからない程度においしくいただいていました。
ただし食べてはいけないのルールは決めていて、
「ケーキはいつもの3分の1」
「揚げ物は一つだけ」
「肉の脂身は外す」
などして、家族と一緒の食卓を楽しみながら、母乳育児を続けていました。
〇乳腺炎になりかけのときに重宝するもの
けれども油断するとすぐできる“白斑”。
これは乳頭のおっぱいの出口に、白い脂肪の塊が固まってできる
いわば「ふた」のようなものです。
これができ、炎症がひどくなると乳腺炎に移行します。
この白斑の段階で食い止めることが、最大の乳腺炎防止。
そのためには、赤ちゃんにひたすら母乳を飲んでもらい、
母乳と一緒に白斑がとれるのを待ちます。
その際に重宝するのが、
風邪薬として広く使われている“葛根湯”という市販の漢方薬でした。
これは桶谷式母乳育児相談室の助産師さんから勧められたもので、
炎症を鎮める作用もあるそうです。
痛みがあるときには、授乳後に服用しておくと、
治りが早いような気がしました。
またおっぱいが熱をもってきたら、キャベツの葉を冷やしておいて、
おっぱいに貼っておくと少し和らぎました。
このような状態でも、とにかく授乳は頻繁にして、
赤ちゃんに飲んでもらうことが一番大切なことです。
〇もし乳腺炎になってしまったら、再発しないための食事管理
もし乳腺炎になってしまい、自分で手に負えないな、と感じたら、
お近くの母乳外来もしくは、桶谷式母乳育児相談室への相談するのがよいかと思います。
母乳外来は、出産された産科で併設されていることが多いと思いますが、
もし出産された病院にない場合は、お近くの産婦人科で相談されると、
案内してくださるかと思います。
桶谷式母乳育児相談室については、
ホームぺージで最寄りの相談室を検索することができますので、
参考にしてください→http://www.oketani-kensankai.jp/
母乳外来では、授乳中でも服用できる抗生剤や、
漢方薬を処方してもらえることもあります。また桶谷式マッサージにより、
パンパンに張っていたしこりがなくなり、ずいぶんラクになるため、
集中して通うことができるのであれば、薬を服用せずに治すことも可能です。
母乳外来、桶谷式相談室ともに、赤ちゃんを連れての受診が望ましいため
(施術後に授乳し、赤ちゃんの哺乳状態を観察してくださいます)、
お子さんを連れての受診ができます。
一度乳腺炎にかかってしまったら、再発しやすいといわれています。
治療中から、食べてはいけない食事内容の見直しを行っていきましょう。
やはり揚げ物やカレーなどの高脂肪のもの、
生クリームを使ったケーキなどは食べてはいけないもの、乳腺炎が起こりやすい傾向があるかと思います。
いつもより控えめを心がけ、食べたあとはたっぷり赤ちゃんに授乳したり、
飲みが足りないなと感じたら必要に応じて搾乳するなどして、
なるべくおっぱいがたまらないように心がけましょう。
今しかできない母乳育児。食べてはいけない食事や乳腺炎に気をつけながら、
お互いが満足できるところまで続けられるとよいですね。