乳腺炎でもし切開したら?傷口はどうなるの?

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おっぱいが張りチクチクと痛んだり、熱が出ることもある乳腺炎。

悪化すると、膿がたまり、切開して手術ということも有り得るので、注意が必要です。

 

しかしながら、そんなに怖がることはありません。

乳腺炎をよく知っていれば、大丈夫です。

 

これから、乳腺炎で切開した場合、その傷口について考えます。

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乳腺炎で切開?傷口ができることもあるの?

母乳は、おっぱい全体に放射状に広がる乳腺を通って出てきます。母乳は本来、さらっとしていますが、疲労、食生活、授乳の仕方といった様々な要因が絡んだ結果どろどろになるのです。

 

このようなどろどろ母乳は乳腺をスムーズに通れず、乳腺を詰まらせてしまいます。そして乳腺内で炎症を起こします。これが乳腺炎です。

 

乳腺炎が進行すると、おっぱいの張り、痛み、発熱を経て、ぶよぶよおっぱいになり、しこりが取れなければ切開しなければならなくなります。

 

切開することで、膿を取り除くんですね。切開するのですから、傷口もできます。

 

傷口が回復するまでは授乳を断念することが多いようです。そして何よりも切開は絶叫するほどの痛みを伴うとか。傷口もできるので、ガーゼで押さえて処置していく必要があります。

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乳腺炎で切開し傷口ができないようにするには?

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切開に絶叫なんて言われると、乳腺炎の怖さが先に立ってしまいますよね。乳腺炎は実際に、気を付けるべきものですが、対策を立てておけば問題が起こることはありません。

 

まず、赤ちゃんが産まれて、母乳育児がスタートしたら、母乳を飲んでもらうことに努めます。病院や助産院にいる間に、授乳の姿勢をチェックしてもらうといいでしょう。

 

お産が終わって数日すると徐々に疲れが出てくることもあります。初産なら特にそうでしょう。睡眠時間を削って授乳しなければならないのですから、本当に大変なことです。

 

もしおっぱいに張りや痛みが出てきたら、張りのある方を中心に飲んでもらいます。乳首を深く口に入れるようにすると、よりしっかりと飲んでもらいやすいでしょう。

 

張りがなかなか取れない時や心配な点があれば、近くの助産師さんに相談しましょう。まずはしこりが取れることが第一です。

乳腺炎を知れば、切開も傷口も怖くない!

暑い季節や疲労がたまってくると、授乳も大変ですが、乳腺炎は悪化すると怖いです。あっという間に症状が進むので、初期の段階で、押さえられるといいですね。

 

熱が出ていなければ、お風呂にも入ることができます。お風呂で肩回りをほぐしたり、つまりがあるところをあくまで優しくマッサージしてみましょう。

 

最初は助産師さんに相談しておきましょう。どうしても医療ベースでの治療が必要となれば、教えてくれるはずです。

 

たとえ切開して傷口ができても、処置は最後までしてもらえます。完治すれば、また母乳育児が再スタートできるので、それまでは傷口があっても我慢するしかないですね。

 

赤ちゃんにも自分の言葉で伝えましょう。「ゴメンね」もありますが、「また飲めるようになるから、待ってね」と。2度目の母乳育児が始まれば、赤ちゃんのこともより愛らしく感じられるのではないでしょうか。

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