産後すぐ「初乳」出ないのはなぜ?出るようになるコツ3選

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出産後すぐにおっぱいは出るもの。と思っている人は多いと思います。

 

実際私も子供を産むまではそう思っていました。

なので、産後おっぱいが出なくてかなり焦りましたし、

おっぱいは痛いし、

赤ちゃんに申し訳ないし、

でおっぱいが出るまでは毎日泣いていました。

 

特に初乳は赤ちゃんにとっても良い成分がいっぱい含まれていますので

ちゃんと届けたいですよね。

 

そこで、なぜ産後すぐにおっぱいが出ないのか

どうやったらおっぱいが出るようになるのか調べてみました。

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なぜ産後の「初乳」が出ない?

おっぱいが作られるプロセスは

 

①赤ちゃんが乳首をくわえ、

②乳首を吸う刺激が脳に伝わり、

③ホルモンが活発になることで作られるため、

 

出産しても、

赤ちゃんに乳首を吸ってもらわない限り、おっぱいは出てきません。

 

なので、産後すぐから頻回授乳が始まります。

 

赤ちゃんに吸ってもらう回数が多ければ多いほど、

おっぱいの出は良くなります。

 

また、乳首が固い為に赤ちゃんが上手に吸い付けず、

うまく飲めないという事も考えられます。

 

特に初めてのお産の人は乳首が固いです。

 

この時点では、赤ちゃんもおっぱいを飲む練習をしている段階なので、

乳首が固く飲みにくいと疲れてしまい、

吸うのをやめてしまったり、

嫌がって泣いてしまう事もあります。

 

それを見て、泣いているから…とミルクを与えてしまうと、

哺乳瓶は飲みやすいのでゴクゴクと飲んでくれるんですよね。

 

おっぱいは出ないし、泣いちゃうから…とミルク中心に与えてしまうと、

頻回授乳ではなくなるため、もっとおっぱいは出にくくなっていくという

負のループにはまってしまいます。

 

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 産後の初乳とはそもそも何なのか

そもそも初乳とは、

生後10日頃までにでる母乳の事です。

 

この初乳は通常母乳と呼ばれるものとは違っていて、

クリーム色をしており、トロっとしているのが特徴です。

 

初乳の主な成分は

★IgA抗体

★ラクトフェリン

★コレステロール

★ビタミンA、D、E

 

上記の栄養素の他にも

鉄分、カルシウム、リン、ナトリウム、オリゴ糖等も含まれています。

 

特にIgA抗体は赤ちゃんの口から入り喉や胃、腸の粘膜を保護し

細菌やウィルスの進入を防ぐ役割があります。

 

その効果は約6か月続くみたいです。

また、ラクトフェリンって名前知っている人も多いと思います。

 

最近注目されている成分で大腸菌やカンジダ菌、

C型肝炎ウィルスなどに対する免疫力を高めてくれます。

産後すぐに初乳がでるようになるには?

  • 頻回授乳

3時間置きにおっぱいを吸わせる事。

赤ちゃんが寝てしまっても、起こして授乳することが大切です。

頑張れば必ずおっぱいは出るようになりますよ。

 

  • おっぱいマッサージ

出産した病院で助産師さんがやってくれるところも多いと思います。

 

そして、やってもらった人ならわかると思いますが、

かなり痛いです。

 

でも、これが結構重要で、まず乳首が固いと赤ちゃんが吸いにくい為、

浅飲みとなり、乳首が切れたりしちゃいます。

 

授乳する前に乳首をマッサージして柔らかくしてからあげると

赤ちゃんも上手に飲めるようになりますよ。

 

また、乳房のマッサージも行いましょう。

血行が良くなるので母乳が出やすくなったり、

乳腺開通マッサージというものもあります。

おっぱいのケアは助産師さんにお願いすると良いですよ。

 

  • 水分を多くとる

おっぱいは血液からできています。

水分が不足すると血液がドロドロになるので血液循環が悪くなってしまい

おっぱいも出づらくなってしまいます。

こまめな水分補給を心がけましょう。

 

  • 睡眠・栄養をしっかりとって身体を回復させる

出産後すぐに始まる頻回授乳で、なかなか休めないと思います。

ですが、身体が回復していない状態だと

どうしてもおっぱいの出は悪くなってしまうので、

赤ちゃんが寝ている時は一緒に寝て休みましょう。

 

また、太るから…とごはんを食べない人もいますが、

しっかりと栄養を摂る事も大事です。

 

病院での食事はカロリーが計算されているので太る事もないですし、

産後の回復や母乳を出す為に必要な栄養も多くとれるように考えられていますので、

しっかりと食べましょう。

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