これは禁止!授乳期に食べちゃいけない食事って?

授乳期に気を使うことのひとつとして「食事」がありますね。

ママの食べた食事をもとに母乳がつくられますので、

母乳にとっての食事の良し悪しは、やはり気になるところです。

 

そこで今回は、授乳期に禁止するべき食事や注意したい食事について

見ていきたいと思います。

Sponsored Link

☆授乳期には禁止の食事とは?

0820b645551580f3c6471b114c0af800_s

授乳期に禁止とされている食事には、アルコールがあります。

ママが飲んだアルコールは、血液中とほぼ同じ濃度が母乳中にも出てきてしまい、

アルコール濃度の高い母乳を赤ちゃんに飲ませてしまうことになります。

 

赤ちゃんはまだ消化器官や脳が未熟ですので、

アルコールの影響を大人よりも強く受けてしまいます。

 

そうなると、具体的には、赤ちゃんの睡眠時間が短くなる、

運動発達の遅れや肥満、身長が伸びない、

場合によっては赤ちゃんがアルコール中毒に

なってしまうおそれがあり、大変危険です。

 

また、アルコールを摂取することによって、

母乳をつくり出すために大切な働きをしているプロラクチンと

オキシトシンの分泌が抑制されてしまい、母乳が出なくなってしまうおそれもあります。

 

このように、赤ちゃんにもママにも様々な弊害を及ぼすおそれのあるアルコールですので、

授乳期にアルコールを飲むのは禁止した方が良さそうです。

 

ちなみに、アルコールを含んだチョコレートやゼリーなどの洋菓子は、

香りづけ程度であれば授乳期に食べても差し支えありませんが、

食べ過ぎないことと、アルコール濃度が3%以上の洋酒を含むものは禁止しておきましょう。

Sponsored Link

☆授乳期には注意したい食事・アレルギー関連

aed3cc0ad648e715f129084178ca6878_m

禁止とまではいきませんが、授乳期に気をつけておきたい食事として、

アレルゲンとなり得る食事があります。

 

赤ちゃんに多いアレルギー食品としては、

主に卵、牛乳、大豆、小麦、そば、えび、ピーナッツがあります。

 

ママが食べたものがそのまま丸ごと母乳の成分として

移行するわけではありませんが、

やはり少しは移行してしまいますので、

アレルゲンとなり得る食品の食べ過ぎには注意が必要です。

 

ただし、心配だからと、これらの食品をママさんが

全く摂取しないのは栄養が偏ってしまう原因となりますので、

あくまでも「食べ過ぎないように」心掛けて下さい。

 

ご両親にアレルギーやアトピーがあるなど心配な場合には、

自己判断で除去食を行う前に、まずは小児科の先生に相談してみましょう。

授乳期には注意したい食事2・乳腺炎のリスクあり!

c19601cb83ebe98386ea07498d5ce21e_m

他に、禁止とまではいかずとも授乳期に気をつけておきたい食事として、

乳腺炎のリスクがある食事が挙げられます。

 

具体的には、揚げものやスナック菓子などの脂っこいものや、

生クリームたっぷりの洋菓子やアイスクリームなどの甘いもの、

スパイスや唐辛子といった刺激物があります。

 

母乳はママの血液からできていますので、

これらの高カロリーな食事や甘いものをたくさん食べてしまうと、

血液がドロドロになり、母乳も同じくドロドロになって詰まりやすい状態となってしまいます。

 

そのため、乳腺炎予防のためにも、授乳期にはこれらの食事は

控えておいた方が良いとされているのです。

 

しかし、長い授乳期間にこれらの食事をストイックに禁止してしまうのは、

ママにとって大きなストレスとなってしまいますので、

禁止するのではなく、時々の楽しみに食べるようにしましょう。

 

こうして見てみると、授乳期に禁止した方が良い食事はアルコールくらいで、

後は量に気をつけて召し上がれば大丈夫だと言えます。

 

食事に気をつけて、美味しく安全な母乳を赤ちゃんに飲ませてあげたいですね!

Sponsored link


サブコンテンツ

このページの先頭へ