もし海外旅行で「乳腺炎」になったら(保険適用など)

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最近では、赤ちゃん連れのママでも海外旅行を楽しむことが珍しくなくなってきました。

 

しかし、授乳期のトラブルのひとつに「乳腺炎」があり、

旅先で悪化してしまうことも十分ありえます

 

そのような場合、海外でどういった乳腺炎対応をとればいいのかを考えていきます。

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海外旅行前に|乳腺炎の事前の備え

 事前にインターネットなどで、現地の医療機関を調べておくのも良い方法ですが、

旅行が決まったら事前に宿泊先のホテルのコンシェルジュに相談して

海外旅行保険が適用されるかどうかなどを確認しておきましょう。

 

最近は、ハワイなど日本語の通じるホテルや医療機関も増えていますし、

母乳育児に影響の少ない薬を処方してもらうこともできます。

 

薬の名前を言うだけで処方してもらえる場合もありますので事前に調べてメモしておきます。

「乳腺炎」が悪化しないように、普段からケアしておくことが大事ですが、

最低限の対応はできるように自己流マッサージなどを覚えておくとよいでしょう。

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 海外旅行での保険

海外旅行保険といえば民間保険会社やクレジットカードに付帯している保険が一般的です。

特に欧米に旅行の予定があれば医療費が日本と比べて高額になるので、事前に加入しているクレジットカードに付帯される補償内容のチェックと合わせて民間保険会社の海外旅行保険などの加入も検討した方が良いでしょう。

あまり知られていませんが、国民健康保険や職場で加入している健康保険が海外でも適用されます。

流れとしては、受診した海外の医療機関に一旦全額医療費を払います。その医療機関から担当医などの署名付きの「診療内容証明書」と「領収明細書」を入手します。外国語であれば、日本語の翻訳文の添付が必要です。

この書類は健保組合、市町村窓口などで事前に入手しておく必要があります。帰国後に「療養費支給申請書」を加えて、加入している健保組合・市町村窓口への申請という流れになります。

この制度は払い戻しに時間はかかりますが、万一に備えての安心材料のひとつとなることでしょう。

  応急処置として

では実際に「乳腺炎」の前兆かも、と異変を感じた時には、とりあえず授乳は続けて下さい。

授乳することで症状を緩和して、悪化を防止する利点があります。授乳の前に少し乳房を温めて血流を良くしてから、ゆっくりとマッサージしながら授乳すると張りやしこりが徐々に緩和することもあります。

焦らずにゆったりと構えて休養を取りましょう。旅先に葛根湯を携帯しておくこともお勧めです。

不安な気持ちもありますが、事前に準備できることをして、あとは割り切って海外旅行をストレスなく楽しみましょう。

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