間隔の短い頻回授乳はつらい!このままじゃ倒れそうなママさんへ
赤ちゃんが産まれて母乳育児がスタートすると、
生後3ヶ月くらいまでは授乳ごとの間隔が短い頻回授乳になることが多いですね。
これは赤ちゃん自身が成長のために必要としているということでしょう。
深夜も問わず続けば、つらいですし「さっき飲んだばかりじゃない!
また?」と思わずにもいられませんね。
ここでは、つらい頻回授乳にどう対応したらいいか、考えてみます。
つらい頻回授乳、間隔が短いのはなぜ?
赤ちゃんは産まれて母乳を飲むことを続けながら、
段々上手に飲めるようになっていきます。
特に産後すぐは、母乳を飲んでもらうことで、
ママの子宮が収縮し元に戻るのを助けてくれるので、
どんどん飲んでもらいましょう。
赤ちゃんで個人差はありますが、生後3ヶ月くらいまでは授乳の間隔が短くなるといわれています。これは実際に赤ちゃんが母乳を必要としているということ。赤ちゃんにとってはご飯の代わりですから、必要なのは納得できますよね。
頻回授乳といえど、あまりにも間隔が短すぎる時は、授乳の姿勢や飲ませ方を確認してみます。乳輪までしっかり口に含ませ飲ませられていますか?授乳中、赤ちゃんの体の姿勢はねじれたりしていませんか?もう一度、見直してみてください。
間隔が短い頻回授乳、つらいをつらくないに変えて
母乳育児を意欲的にスタートさせても、やはり時間帯に関係なく授乳しなければならないとなると、つらいし母乳育児を止めようかという気になってもおかしくありません。でも、まずはできることからやっていきませんか?
まずは体がつらい時、夜間は添い乳に限ります。片方ばかりを長く添い乳で授乳すると、腰が痛くなることもあります。
両側を交互にしたり、上になっている方の足を曲げると楽になりますよ。足の間に枕や大きめのクッションを入れて、挟むようにしてもいいですね。
ただ眠いだけで、授乳してぐずる、の繰り返しになっていたら、思いきって、抱っこひもで外に出てみるのも手です。
おんぶも赤ちゃんによっては効果的だと思います。
ママもおんぶなら両手が空くので、動きやすいですよ。いつも顔を見合わせている中で、おんぶをすることでまた違った母子の関係ができて新鮮な感じがし気分転換にもなります。
つらい頻回授乳、間隔が短いのは今だけだと納得して
個人差はありますが、頻回授乳は今の期間だけです。いつの間にか回数は減り、やがて卒乳の時期がイヤでもやって来ます。
どうしようもなくつらいなら、母乳を冷凍して飲んでもらう機会を作ってもいいでしょう。
絶対、完璧な母乳育児をするんだ、とこだわりすぎずに進めるのが
母乳育児を長く進めるコツです。
休める時は、昼でも夜でも休むようにしましょう。お風呂もトイレもゆっくり行けないかもしれませんが、パパなど他の人に頼める時は、しっかり甘えてください。
家事との両立も完璧にはいきません。時には手を抜いて、テキトーにすることもアリです。
というより、そうしないとママの体が持ちません。
長いようで短い母乳育児の期間が、少しのストレスで大きな幸福とともにありますように。