知って未然に予防せよ!母乳が出なくなる原因3パターン

機械で作っているのとは違い、

母乳はママの体の中でその都度作られているものなので、

ちょっとしたことが原因で出なくなってしまったりと、とてもデリケートです

 

完全母乳育児をしているママさんや、完全母乳育児を目指しているママさんにとって、

母乳が出なくなってしまうということは大変な問題です。

 

大切な赤ちゃんのためにも、母乳が出なくなるという事態は何としてでも避けたいものですよね。

そこで今回は、母乳が出なくなる原因について、

大きく3つに分けて見ていきたいと思います。

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☆母乳が出なくなる原因その1・ママの栄養不足と水分不足

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冒頭にも書いた通り、母乳はママの体内で作られていますので、

製造元であるママが栄養不足に陥ってしまうと、

母乳を作り出すためのエネルギーも足りなくなり、母乳が出なくなってしまいます。

 

授乳をしているママさんはやたらとお腹が空くと思うのですが、

これは母乳を作り出すために、たくさんのエネルギーを必要としているためです。

 

実際に、授乳中には、通常時よりも1日あたり450キロカロリーを多めに摂取することが望ましいとされています

 

とは言え、“妊娠中に大幅に太ってしまったのでダイエットをしたい”、

“これ以上太りたくない”というママさんもいらっしゃると思います。

 

しかしながら、この時期に食事量を減らすダイエットをしてしまえば、

栄養不足に陥って母乳が出なくなってしまうという事態に繋がりかねません。

 

そのため、食事の量ではなく、食事内容を見直す形で対策をするのがおすすめです。 

食事内容を和食中心のヘルシーなものにすることで、

肥満を防ぐことができる他、母乳の質を良くすることもできて一石二鳥ですよ!

 

また、母乳は8898%が水でできていると言われているため、

水分不足も母乳育児の大敵です。

 

「授乳後には必ず水分を摂る」など自分なりのルールを決めて、

こまめな水分補給を心がけましょう。

 

冷たい飲み物を大量に摂ると体を冷やしてしまう原因となりますので、

なるべく常温や温かい飲み物を飲むようにすると、なお良いですね。

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☆母乳が出なくなる原因その2・ママの心身の不調

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母乳が出なくなる原因として、体調不良も考えられます。

 

出産時に出血が多くて貧血気味だったり、

睡眠不足が続いて疲れが溜まっていたりすると、

母乳の分泌が悪くなると言われています

 

特に、睡眠不足による疲労は厄介なもので、

疲労が蓄積すると血流が悪くなる他、ストレスが溜まって情緒不安定になったりと、

心身ともに悪影響を及ぼします。

 

また、血流の悪化とストレスは、ともに母乳の出を悪くすることでも知られており、まさに悪循環に陥ってしまう危険性があるのです。

 

そのため、赤ちゃんが寝ているときにはママもしっかり横になる、

パパや家族に赤ちゃんを見ていてもらってまとまって眠る時間をつくるなど、

少しでも体を休ませてあげることが大切です。

 

私自身も経験があるのですが、

お昼寝をした日や夜に少しまとまって眠れた日には、母乳がとてもよく出ていました

 

眠れなくても横になるだけでずいぶん体が楽になりますので、

意識して横になる時間をつくるようにしてみて下さい。

 

お休みの日にパパに赤ちゃんを見ていてもらって、ゆっくりお風呂に入るのも、

心身ともにリフレッシュできて良いですね。

☆母乳が出なくなる原因その3・ミルクの足しすぎ

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ここまでママの食事や体のことが原因で

母乳が出なくなる場合についてご紹介してきましたが、

ママの体調には特に問題がなくても母乳が出なくなってしまうこともあります。

 

その場合の原因として考えられるのが、ミルクの足しすぎです。

産後間もない頃はまだ分泌量が追いつかず、

授乳の後にミルクを足すママさんが大半だと思いますが、

 

このときにミルクを必要以上に足してしまったり、

十分に母乳が出るようになったのにも関わらず、ミルクを足し続けてしまうと、

母乳の分泌量が落ちてしまうおそれがあります 

 

また、赤ちゃんが楽に吸うことのできるほ乳瓶に慣れてしまい、

おっぱいを吸わなくなってしまうということもあるのです。

 

そうなってしまっては、頻回授乳がキモである母乳育児にとって致命的です。

そのため、本当に母乳が足りていないのかどうか、

本当にミルクを足すべきなのかどうかをしっかりと見極める必要があります

 

産後の入院中は、授乳前と授乳後に赤ちゃんの体重を計り、

そこから差し引きをして飲んだ母乳の量を出すということをしていたと思いますが、

 

退院して自宅に帰るとそれができずに、“母乳が足りていないのではないか”

と不安に思ってしまう気持ちはよく分かります。

 

けれども、退院後には1ヶ月健診もありますし、

赤ちゃんがしっかり母乳を飲めている様子が見られたら、

ミルクを足すのを思い切ってやめてみて、1ヶ月健診にて先生に判断してもらうという方法も良いと思います。

 

どうしても心配な場合には、赤ちゃん用の体重計をレンタルしたり、

デパートの授乳室など赤ちゃんの体重が計れるところもありますので、

こまめに通って計ってみるのもおすすめです。

 

栄養と水分、休養をしっかり摂り、ミルクを余分に足しすぎずに、母乳が出なくなる事態を防ぎましょう!

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