乳腺炎の重傷「乳房膿瘍」は絶~対になっちゃダメ!!

産後間もないママさんのお悩みで多いのが、“乳腺炎”です。 乳腺炎とはその名の通り、乳腺が炎症している状態のことで、乳房に赤み・腫れ・発熱・痛みを伴い、授乳に支障をきたすことと定義されています。

乳腺炎といっても症状に応じて3段階に分類され、初期症状の「乳腺炎なりかけ」から「本格的乳腺炎」となり、最も乳腺炎の重傷な状態というのが「乳房膿瘍」(にゅうぼうのうよう)といわれる症状です。

以下、乳腺炎の症状について段階ごとにお伝えしていきます。

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 段階ごとにみる、乳腺炎の症状と治療

まずは乳腺炎なりかけの症状ですが、こちらは乳管に詰まりがみられ、しこりや痛みはあるものの全身の状態としては変化がないものです。

授乳の継続と併せて適切な処置で改善するので、医学的な治療は必要としないことが多いです。

そこで改善されずに悪化してしまうと、本格的乳腺炎という第2段階の症状があらわれます。本格的乳腺炎は、乳房の症状・38℃以上の高熱・倦怠感などの全身症状がでてきます。

細菌によるものと非感染性のいずれの場合でも起こる症状であり、医学的な治療が必要になるでしょう。専門家のマッサージによって改善する場合もあります。

それらの段階でも改善しない場合、乳腺炎の重傷といわれる「乳房膿瘍」と診断されます。

これは細菌による乳腺炎の重傷であり、炎症が腺房周囲の組織に広がっている状態のことを指します。この「乳房膿瘍」の段階まで進行してしまうと、確実に専門機関へ行かなければなりません。

治療には抗生物質が使われますが、抗生物質で改善がみられなければ乳房に注射や小面積切開するなどで、膿を出して治療する必要があります。

切開排膿の手術をするとなれば、もちろん入院となりますので授乳も中断するよう指示されることが多いです。乳腺炎の重傷の状態「乳房膿瘍」を経験した方は、陣痛よりも痛くてツラいと言われるほどですので、そうなる前に確実に予防したいですよね!

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「乳房膿瘍」にならないために

乳腺炎のトラブルは母乳育児の方の3割が経験すると言われるほど、多くの方が悩まされています。

(軽い症状も含む)母乳育児の方が1000人いると仮定すると、約300人が乳腺炎になりかけ、そのうち約30人は本格的乳腺炎、そして約1人が、乳腺炎の重傷の状態「乳房膿瘍」で手術をしなければならない状態になるのです。

ここまで悪化させてしまわないためにも、医学的な治療の必要がない、乳腺炎になりかけの段階での適切な対処・予防が重要といえるでしょう。

多少の乳房トラブルは誰にでも起こりうることですが、ママさんが、いつもと違う・何だかおかしいと思った時点で、授乳は継続しながら食事内容を気を付けるようにすれば、たいていの乳腺炎は自然に回復するのです。

初めは少しの違和感だったものが色々な要因が重なることであっという間に乳腺炎の重傷の状態「乳房膿瘍」になってしまうこともあります。

切開となれば、今後も小さな傷ではあるでしょうが、傷痕も残ることになりますので、どうしても避けたいですね。そのためにも、何か少しでも違和感を感じた時点で専門機関へ相談に行くようにすることが乳房膿瘍の予防にもなります。

楽しい母乳育児ライフにするためにも、確実に乳腺炎の予防をしていきましょう!

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