乳腺炎で熱が出たら、まず最初にすべき対処法
「ただの乳腺炎!」と思っていたら、
熱が出るほどに症状が悪化して、
対処法に困ったことはありませんか。
育児で忙しいとは言え、医者に行った方が良いのかなと、
悩んでしまうママもいるでしょう。
もちろん、あまりに酷い症状で辛い想いをしていたり、
気になる症状があるのであれば、医者にかかった方が安心です。
でも、自身で適切な対処をして改善できれば、
医者にかかる時間も費用も節約できますよね。
・患部を冷やして圧迫しないようにすること
乳腺炎で熱が出ている場合には、温める対処をしてしまうと逆効果です。血液の流れを良くすることで、ますます炎症が酷くなってしまいます。
逆に、患部を冷やすことで熱を冷ましてやると、患部の不快な症状が落ち着くはずです。冷やし方には色々な方法があり、もっとも手っ取り早いのが、保冷剤をハンカチでくるんだものやアイスパックなどを使用することです。
キャベツやすり下ろしたジャガイモを湿布として使う民間療法もあります。興味のある人は、ぜひ試してみると、楽しみながら乳腺炎の熱の対処ができるかも知れませんね。
それから、患部に負担をかけないためには、きつめの下着で胸を圧迫しないようにすることです。母乳が垂れないようにタオルなどで上手くカバーしながら、下着を外して過ごす時間を作るのも、胸を休ませるのに効果的です。
・食べ物や飲み物に気を付けること
乳腺炎で熱が出た時の対処法として、「こまめに水分補給をした方が良いだろう。」と思っているママもいるでしょう。確かに、適度には水分補給をした方が良いです。
ただ、水分の過剰摂取は、母乳が過剰に生成されて乳腺が詰まる原因になります。1日2~2.5リットルの水分補給が望ましく、一気にまとめて飲むのではなく、200mlを何回かにわけて摂取するのが良いでしょう。
飲み物は糖分の多いものやカフェイン入りのものなどは避けて、常温のお茶や水で摂取するのが良いでしょう。温かい飲み物や食べ物は母乳が過剰に生成される原因になるので、寒い時以外はなるべく避けましょう。
糖分や脂肪分、塩分などが多く含まれている食べ物も、血液をドロドロにして乳腺詰まりの原因になります。お菓子や脂っこい食べ物、インスタント食品などは避けて、さっぱりした味付けの食事を心掛けましょう。