3つに厳選!覚えておきたい産後に必須の母乳ケア
“母乳が出ない”、“おっぱいが痛い……もしかして乳腺炎?”、
“赤ちゃんにおっぱいを噛まれた”などなど、
母乳育児にはトラブルがつきものです。
そんなときにサッと母乳ケアをして
トラブルを解消することができたら良いですよね。
そこで今回は、産後の母乳育児中によく使う、
覚えておきたい母乳ケアを
3つに絞ってご紹介したいと思います。
☆習慣にしたい産後の母乳ケア
産後の母乳ケアとしてまず外せないのが、おっぱいの基底部のマッサージです。
基底部とはおっぱいの付け根部分のことで、ここをよく動かすことにより、おっぱい全体の血液の循環が良くなって母乳が出やすくなるのです。
産後の入院中に、産院でやり方を教わったというママさんも多くいらっしゃると思います。
私も「授乳の前に行うと良いですよ」と看護士さんに教わり、入院中から授乳前の習慣にしていました。
この基底部のマッサージの方法はとても簡単で、まず、マッサージをする方のおっぱいを、おっぱいの外側横に指を掛けるような形で、反対側の手でがしっと掴みます。
もう片方の手はパーにして、肘を真横に突き出すような形でおっぱいを掴んでいる手の指部分に添え、そのまま横方向にぎゅっぎゅと押すようにしてマッサージをします。
数回繰り返したら、同じように、今度はおっぱいの斜め下から斜め上方向に、最後はおっぱいの下部から上に向けておっぱいを持ち上げるように両手でしっかりマッサージをしましょう。
授乳前はもちろん、お風呂に入っているときや、母乳の出が少なくなりがちな夕方頃にもおすすめです。
基底部のマッサージは、ぜひ毎日の習慣にしたい母乳ケアですね!
☆産後おっぱいが張って痛いときの母乳ケア
産後間もない頃は、おっぱいがつくられる量と赤ちゃんが飲む量がうまく釣り合わずに、母乳がつくられ過ぎてしまうことがあります。
そうなると、ママのおっぱいはガチガチに張って痛くなってしまいますよね。
私も産後入院中に、脇の下まで痛くなってしまったことがあります……。
そんな時に使える母乳ケアとしては、まず、「冷やすこと」が挙げられます。
冷却シートや冷たいお水で濡らしたタオルでおっぱいを優しく冷やしましょう。
氷で冷やしたくなるのですが、
急激に冷やしすぎると今度は母乳の出が悪くなってしまいますので、
穏やかに優しく冷やすようにして下さい。
おっぱいを冷やすと痛みが大分和らぎますよ。
逆に、おっぱいを温めてしまうと、余計に張って痛くなってしまいますので、
張りや痛みがあるときには入浴するのは避けておいた方が良いでしょう。
また、赤ちゃんに飲んでもらっても張りや痛みが治まらないときには、搾乳をするのも手です。
搾乳をするとおっぱいが軽くなってとても楽になりますが、搾乳し過ぎてしまうと、出した分だけまた母乳がつくられてしまい、張りと痛みを繰り返す悪循環に陥ってしまいます。
そのため、搾乳するのは“おっぱいが少し楽になったかな”程度に留めておきましょう。
これらのケアは、乳腺炎のときの応急処置や、断乳をする際にも使えますので覚えておいて損はありません!
ただし、ケアを行っても痛みや腫れが治まらなかったり、
乳腺炎に移行して発熱などの症状が出てきてしまったときには、我慢をせず病院を受診して下さいね。
☆産後、乳首が痛いときの母乳ケア
産後の授乳時のトラブルのひとつとして、乳首が傷ついてしまうことがあります。
吸い方が浅くて傷ついてしまうこともあれば、
赤ちゃんに歯が生えてきて噛まれて傷ついてしまうこともあり、本当に痛いですよね……。
授乳は一日に何度も行わなければならないため、
一度乳首が傷ついてしまうと、痛みをこらえながら授乳をしなければならず、
早急に傷を治す必要があります。
そんなときのケアとして、サランラップでパックをする方法があります。
まず、赤ちゃんが舐めても害のない天然精製油脂を塗って傷口を保護します。その上からサランラップを小さく切ったものを貼ってしばらくそのままにしておくというだけの方法ですが、傷が早く治ると言われています。
赤ちゃんが舐めても大丈夫な天然精製油脂には、ピュアレーンやランシノー、ピアバーユなどがありますよ。
傷口にキズパワーパッドを貼ったまま授乳をするという方法もあるようなのですが、誤飲が心配です。キズパワーパッドは水分を含むと膨らんでしまうため、赤ちゃんが万が一飲んでしまうと怖いですよね。
そのため、できれば上記のサランラップのケア方法の方が安全なのでおすすめです。また、どうしても痛いときには乳頭保護器を当てて授乳をしたり、1日数回だけ搾乳で済ませるというのも手ですよ。
以上に挙げた3つのケアは母乳育児中によく使うものなので、ぜひ覚えて活用してみて下さいね!