乳腺炎の前兆って?初期症状に気づくためのチェックポイント3つ
痛みや熱を伴う乳腺炎。悪化すると、膿がたまり、切開して出さないといけなくなることもあります。
ツラそうで怖いイメージがあるかもしれませんが、乳腺炎の前兆やその症状を知っていれば、怖がりすぎる必要はありません。
乳腺炎の前兆って自分で分かる?どんな症状なのか?
乳腺炎の前兆として上げられるのが、チクチクとする痛みですね。
普段感じるようになって、症状が進むと授乳中も痛むことがあります。
また乳首に白い乳かすがつくこともあります。これは、乳かすが乳腺の蓋になってしまうので、そこから炎症が起こるという図式に当たります。
そしてもう1つが、おっぱいが熱を持ち出したり、かたいしこりになることです。しこりは部分的なものから、全体に至るまで色々です。
私自身、産後2日で乳腺炎になりました。乳腺炎という言葉もこんな症状があることも全く知らずに、急に熱が上がり、添い乳で授乳を続けることで、なんとか乗りきりました。
初産で何もかもが分からないことだらけで、息子の飲む量がうまく伸びていなかったように思います。もっと回数を増やして飲んでもらっていたら良かったのかもしれません。
あの時のおっぱいは、まさに石ころのようにかちこちでした。自分の体の変化に一人で驚いたことを今でも覚えています。
乳腺炎の前兆に出る症状を見逃さないで!
乳腺炎が悪化しないようにするには、その前兆として起こりうる症状を見落とさないようにしていく必要があります。特に初産で、赤ちゃんも母乳を飲むのに慣れていない場合は注意が必要です。
しこりや痛みが出てきたら、助産師さんに相談しましょう。マッサージすると、楽になりますよ。
しこりは放っておけばおくほど、そのつまりを取るのに時間や手間がかかります。是非、躊躇せず、相談してみてくださいね。
また熱が出ていなければ、お風呂にも入ることができます。お風呂で肩回りをほぐしたり、優しくマッサージしてみると、つまりが取れてくれることもあります。
ゴボウの種であるゴボウシを噛んだり、煮出して飲んでも効果がありますよ。ゴボウシは漢方薬局やインターネットでも購入することができます。
乳腺炎の前兆、症状を見つけて次の母乳育児につなげよう
乳腺炎は確かにツライです。しかしながら、前兆や症状を知っていれば、悪化する前に対処できるので、怖がることはありません。
前兆や初期症状であっても、それが見つけられたことを喜びましょう。それだけ、自分の体をよく観察していたということですから、誉められて然りです。
前兆があったということは、原因があるはずですよね。授乳の姿勢はどうでしょうか。赤ちゃんの体がまっすぐでなく、ねじれていたりしませんか。
様々な抱き方で飲ませていますか。飲んでもらえていない方向はありませんか。食事はどうですか。甘いものや脂っこいものが続いていませんか。
睡眠時間は細切れでも取れていますか。添い乳で授乳をして疲れをためないようにする時間も持てていますか。母乳育児は終わりがありません。是非、できることをできる範囲で進めて、楽しんでくださいね。