乳腺炎にお困りのママさん、乳栓の取り方間違ってませんか?
血栓という言葉はなじみがあるけれど、
乳栓という言葉は母乳育児をするまで知らない人がほとんどなのではないでしょうか。
血栓は血液が血管内で固まって血管を塞いでしまう病気です。
どの血管に詰まっても、一大事です。
場合によっては命にもかかわってきます。
脳、眼、心臓、肺、腎臓、足などの抹消・・・ あらゆる血管が詰まります。
一方、乳栓は乳汁が乳腺内で固まって乳腺を塞いでしまいます。
そうなるとしこりができたり、張ったり、痛みや熱に苦しむことになりかねません。
症状が悪化する手前で対処できるのが理想です。
自分で乳栓を取り除けたらラッキーですが、
無理をせず母乳外来など受診してプロにやってもらいましょう。
乳腺炎が心配・・・そもそも、どうして乳栓ができるの?その取り方は?
食事の内容が影響されるようです。
油や糖分が多いとそうなります。
体が冷えると血管が収縮するのと同じで、
乳腺が細くなり詰まりやすい状況になると助産師さんから聞いたことがあります。
私が経験したのが、友人の結婚式参加しに参加した時です。
高カロリーな食事をいただき、会場が寒い上に薄着で体が冷えました。
披露宴の途中で 授乳はしましたが、授乳間隔がいつもより長くなってしまいました。
このように、原因は1つではなく、
複数重なり合って乳栓が作られたのだと思います。
乳栓の対処法・取り方|乳腺炎にならないために
お風呂で全身が温まっているときに、乳房をマッサージして、母乳を絞る。
乳頭に白い物が出てきたら、つまんで取り除く
夢中になりすぎて力を入れすぎて傷をつけてしまうので注意。
(私は実践してみたけど、これでは乳栓は取れなかった。)
○○式乳房マッサージ
△△式乳房マッサージとかあるけれど、私はどんな手技より、
一番は赤ちゃんの吸う力。これに勝るものは無いと思う。
色々な角度から赤ちゃんに吸わせる。
しこりのある部分にあかちゃんの下あごがくるように吸わせる。
吸われてキンキンするところがきっと詰まっている個所だと思う。
そこを重点的に痛いのを我慢して吸ってもらう。
キンキンする痛みが無くなってくるような感覚になったらOK。
あなたも乳腺炎・乳栓の取り方プロフェッショナルへ
育児は自分と赤ちゃんとの二人三脚です。
乳腺炎の対処だって2人で乗り越えられるはずです。
必ず、おっぱいの調子やその変化に早い段階で気づ
き対処できるようになっていきます。
しこりができたって「あーまたこれね」と
落ち着いて対処できるようになるでしょう。
長くても2~3年の母乳期間。悩んだり、大変だなと思うのは一瞬です。
ママと赤っちゃんが共に成長する一日一日を、どうか大切に楽しくお過ごしください。