やってはいけない!乳腺炎になった時のおっぱいの冷やし方
乳腺炎になった時の対処法として
「おっぱいを冷やす」があります。
しかしこの冷やし方を間違えると症状が悪化する方もいるようですので、
ご自身の炎症具合によってやり方を変えてください。
ここではやってはいけない冷やし方と無難な冷やし方を紹介します。
冷やし方 その① 保冷材
ご家庭に一つは眠っている保冷材。これが乳腺炎になった時に意外と役に立ちました。しかし、キンキンに冷やし過ぎると乳房の組織が堅くなり組織機能が低下して母乳生産がストップしてしまうことがありますので、タオルに包んでじっくりと時間をかけて冷やしてください。
*熱を持っているおっぱいに保冷材をつけるひんやりして気持ち良いですが、直接つけたりはしないでください!
冷やし方 その② キャベツ
キャベツの葉のじくを除いて、おっぱいに当てます。ほんのりひんやりして気持ちが良いです。使った葉は水につけることで2~3回は使えます。
冷やし方 その③ じゃがいも
用意するものはじゃがいも、酢、小麦粉、ガーゼです。おっぱいが張ったり熱を持っているだけであれば作る余裕もありそうですが、私は急激に身体に不調がくるタイプのようで、このじゃがいもをすりおろして・・・という作業が面倒だったため実践はしませんでした。
*じゃがいものほかに、里芋や豆腐などありますが、使ってしまったら今後は食べ物に見えなくなりそうだったのでやめました。
冷やし方 その④ 冷えピタ
手間がかからないという意味では一番お薦めです。貼るだけで冷却ジェルが水分を蒸発する際に皮膚から熱を奪っていくからです。ただ、内部まで冷やしてくれるわけではないので、冷えピタを貼って熱を下げながら、搾乳をすると症状が改善するかと思います。
やってないけない冷やし方
してはいけない冷やし方としては「冷やし過ぎること」です。そして水分を控える、授乳を控えることも、乳腺炎の疑いが出てきたらやめましょう。水分摂取を心がけ、頻回授乳をしましょう。
最後にお伝えするお薦めは、葛根湯を飲むことです。直接的に冷やすわけではないですが、葛根湯には熱や腫れ、痛みを発散させる効果があります。
さらに体内の血流を促進するため母乳のつまりをなくす効果があります。私は1回目と2回目の乳腺炎のときに、違う病院で診察してもらいましたがどちらとも葛根湯を処方されました。
それからはおっぱいに違和感をもったら葛根湯を飲み、冷えピタで少し冷やしながら搾乳をする。ということを行ったところ、2回目の乳腺炎から3か月経ちましたが3回目の乳腺炎に出逢わずにいます。