じゃがいも湿布の作り方・効果
乳腺炎や、その手前のうつ乳になって乳腺が腫れてしまった時には、まず冷やすことが必要になります。
しかし氷などで冷やしすぎると逆効果ですので、手軽に作れる、じゃがいも湿布の作り方をご紹介します。
ただ冷やすだけなら、冷却シートなどを使っても良いのですが、じゃがいもに含まれるビタミンBには炎症や感染を抑える効果があるため、腫れを治す効果も期待できます。
じゃがいもは乳腺炎だけでなく、軽度の火傷を冷やすのにも高い効果を示すそうです。
じゃがいも湿布の作り方
一番簡単な方法としては、じゃがいもをすりおろして、ガーゼなどの布で包むだけです。このじゃがいも湿布を痛いところに貼っておきます。 乾いたらまた取り替え、腫れが治まるまで続けます。
このじゃがいも湿布にお酢を2、3滴加える作り方もありますが、これはお酢に殺菌効果があるためです。ただし臭いが気になると思いますので、加えなくても大丈夫です。
大人でもお酢の臭いを嗅ぐと「ウッ!」となるのに、その臭いを嗅ぎながらおっぱいを飲む赤ちゃんのことを思うと、ちょっと気の毒な気がしますしね・・・・。
また更に小麦粉を加えるじゃがいも湿布の作り方もあるのですが、これは主に形を整えたり、じゃがいもの水分がたれてくるのを防ぐためです。 ただでさえ胸が痛んで疲れるのに・・・・こんな作り方は面倒・・・・という場合は加えなくてOK。
ただ「小麦粉パック」というものもあり、保湿効果や美白効果が期待できるらしいので、肌荒れが気になる方は、更にオリーブオイルを足して「じゃがいも湿布パック」にしてしまっても良いでしょう。
手抜きなじゃがいも湿布の作り方
洗濯済みの清潔な薄手の靴下にすりおろしたじゃがいもを詰めて使う方法もあります。
穴開きの靴下だと漏れてしまいますので、穴は開いていない古くなった靴下がベストですね。
更にものすごく不精な人ならば、すりおろしたじゃがいもをそのまま塗っておくだけでももちろん良いです。
もはやじゃがいも湿布でも何でもなく、ただじゃがいもを塗ってるだけ・・・・という状態ですが、見た目や汁漏れの問題だけで、十分に効果はあります。
細かい作り方や分量などを気にする必要もなく、手間もかからないので、前述のように火傷を冷やす場合などはこの作り方が効果的ですね。
どんなじゃがいも湿布の作り方をするにせよ、あらかじめじゃがいもを多めにすりおろしておいて、サランラップやタッパーなどに入れて冷蔵庫で保管しておくと、毎回じゃがいもをすりおろす手間が省けるのでおすすめです。
乳腺炎の時は何よりも体を休めることが一番効果的ですので、湿布作りに手間暇をかけていては本末転倒です。細かいじゃがいも湿布の作り方などあまり気にせず、楽な方法で試してみてくださいね。