乳腺炎に効く薬！「葛根湯」の効果

2015年1月2日 [薬の効果]

乳腺炎でお悩みのママさん、病院へは行かれましたか？

乳腺炎が中々治らなかったり、症状が悪化してしまった場合には、病院でご相談するようにしましょう。

病院へ行くことによって母乳マッサージで詰まりの解消をしてくれたり、授乳中でも服用できるような薬を処方してもらえることもあります。

ですが、毎日家事に育児に忙しく、また、幼い赤ちゃんを連れての病院となると中々足が向かないこともあるかと思います。

乳腺炎で病院へかかると、大体が葛根湯を処方されます。

葛根湯は、早く治してくれるわけではないのですが、発汗作用があり炎症を抑えてくれる効果があります。

なにより、授乳中も安心して飲める薬となっています。

乳腺炎だけでなく、風邪やインフルエンザの場合にも効果があるので、ママさんの安心のためにもお薬箱に常備しておくのがいいでしょう。

薬局・ドラッグストアなどで市販されています。他にも、乳腺炎に効果的な市販薬として、タイレノールAというのがあります。

こちらは解熱鎮痛剤で、作用が穏やかなアセトアミノフェンという成分でできています。

赤ちゃんの解熱剤としても使用されており、影響はないと言われています。

それでも不安なママさんは、お薬服用後しばらく間隔を空けてから授乳する・一度搾乳するなどで対処しましょう。

市販薬を服用する場合は、一度医師に確認し許可をもらってからのほうがより安心できると思いますが、万が一に備えて用意しておくのもいいかもしれません。

乳腺炎の処置として病院で処方される薬には、解熱鎮痛剤としてタイレノールAと同様の成分である“カロナール”、イブプロフェンの“ブルフェン”などがあります。

抗生物質では、“フロモックス”などが処方されます。いずれも母乳には影響がなく、授乳期でも安全に飲める薬となっています。

乳腺炎なりかけの段階です。

乳腺の一部が詰まり、しこり・痛みがあらわれたときに服用するとよいでしょう。

もちろん薬を服用する前に、まずは赤ちゃんにしっかり飲んでもらい、溜まっている母乳をできるだけ外に出すようにしてくださいね。

合わせて、食事内容の改善も必要です。

脂肪分の多い食事などは避けましょう。牛乳も詰まりやすくなってしまうので飲まないようにしてください。

それらの対処をした上で、葛根湯などのお薬を服用するようにしましょう。

悪化してしまった場合、38度以上の高熱が出ます。

これは身体の中で炎症を治そうという力が働いていることによる熱なのですが、ここまで乳腺炎が悪化してしまった場合には病院へ行き、治療をしてもらうようにしましょう。

医師によっては、授乳を止めましょうと言われたり、授乳ができなくなるような抗生物質を処方される場合もありますので、授乳継続の意思はあらかじめ伝えておくのがいいですね。

もちろん、悪化してからではなく初期の段階で病院に行くのが一番ですが、どうしてもいけない場合などは市販薬でも改善になるので試してみるとよいでしょう。

ママさんのためにも、赤ちゃんのためにもつらい症状は我慢しないでください。