乳腺炎で「高熱」が出たときの達人ママの対処法
母乳育児を進めたい、と思っているママ達が少なからず経験している乳腺炎。
程度の差こそあれ、あのチクチクするような痛さは今まで感じたことのないものですよね。
中には、高熱が出て、大変な思いをしたママもいるでしょう。
こちらでは、乳腺炎になったらどうすべきか、高熱が出たときの対処法についてご紹介します。
どうして乳腺炎になるの?高熱の原因と対処法は?
乳腺炎は、冷えや疲れ、血行不良、水分不足が原因となって起こることが多いです。
授乳で睡眠時間が削られ疲れが出ていたり、冷たい飲み物ばかりを飲んでいたりしていませんか?
乳腺炎になっても、熱が出ずに済むこともあります。
おっぱいにしこりができ、詰まってきたかもと感じたら、少し注意してみてください。
熱が出る前に対処できたらいいですよね。
高熱が出てきたということは、「乳腺で炎症が起きている」ということなんですね。
熱がどれくらいで下がるか、というのは、助産師さんなどから専門のマッサージを受けたら、
すぐ下がった、という人から、赤ちゃんに飲んでもらったら数時間で下がった、
2~3日して下がった、など、人によって様々です。
乳腺炎になっちゃった!高熱時にアセらず対処する方法
乳腺炎になってしまったら、熱があってもなくても、
とにかく「赤ちゃんに母乳を飲んでもらう」ことが一番の対処法です。
おっぱいはパンパンに張って石のようにカチコチでもです。
まずは、乳腺炎になっている方のおっぱいから飲んでもらってください。赤ちゃんに飲んでもらうことで、しこりが取れてくれることもあります。しこりが取れたら、まずは一安心です。
飲ませる際も、柔らかいおっぱいの時とは違って、乳首だけを引っ張って授乳してしまうことがあります。クッションや座布団を敷いて、高さを調節しながら授乳するといいですよ。
熱が出て、体がしんどい時は、添い乳でもいいでしょう。出来るだけ、ママが楽な姿勢で、授乳してくださいね。
さらに、張っている方のおっぱいだけでなく、氷枕を使ったり、おでこにも保冷剤を当てて、冷やしましょう。冷やしすぎると、血行が悪くなるということもありますが、高熱が出ている間は、冷やしておいて大丈夫です。
乳腺炎(特に高熱)にこれ以上ならないようにするには?
乳腺炎は、冷えや疲れ、血行不良、水分不足が原因となって起こることが多いです。
飲み物は、常温か温かいものを飲むようにして、冷やしたものは避けましょう。
こまめに水分補給してくださいね。
そして、疲れをためないようにすることも大切です。
授乳で睡眠時間が削られることもあるでしょうし、
育児以外のこともしないといけないとなると、なかなかゆっくりはできないでしょう。
それでも、お昼寝をしたり、添い乳で授乳するなど、
出来るだけ体を休める時間を取りましょう。
気分転換に体操も効果的です。おすすめは、おっぱいにつながっている肩甲骨や肩周りをほぐすこと。腕を曲げ、肩を指でつかむようにしながら、前回し、後ろ回しをするだけでスッキリしますよ。