自宅で出来る乳栓の除去法は、やっぱりピンセット!
乳栓と乳カスを同じものだと認識している方もいるかもしれませんが、あれは別物です。
乳栓は、おっぱいを飲ませてもある一部分にだけしこりが出来て全然取れなかったり、
飲ませてもピリピリちくちくするばかりで楽にならなかったり、乳首に傷がなかったり、
白斑が見当たらなかったりすると乳栓が潜んでいる可能性があります。
母乳トラブルの8~9割は乳栓が原因で起こると言われています。
乳栓には固いものや柔らかいもの、脂肪の塊のようなものから
皮脂のようなぽろぽろしたものと様々だそう。
血の濁りが原因とも思える乳栓ですが、
硬さや大きさにあまり問題がなければ授乳することで自然と抜けることが多いです。
乳栓の除去法は?まさかのピンセット?
必死に赤ちゃんに飲ませたり、おっぱいマッサージをすると
おっぱいが噴射すると乳栓は改善されます。
数十秒飛び続けるおっぱいは、まるで水芸(我が家でもたまにこの水芸を披露します)。
そうすると、しこりが嘘のようになくなるという本当の話。
しかし、乳栓が取れたからと言って安心していてはいけないという助産師さんもいます。
そのままにしておくと、乳口炎に移行することがあるからです。
乳栓を飛ばしたあとも乳口炎と同じケアをしておきましょう。
乳栓ができやすい時と除去のコツ
授乳が安定してきても授乳間隔が空いたり、糖分・脂質をふんだんに使った高カロリー食は危険が潜んでいます。
生後半年以上たった時に乳栓が出来る方もちらほら。
乳栓は毛穴の皮脂の塊のようなもの。
小鼻をぽりぽりしたら落ちてくるああいったカスに似ています。
おっぱいの通りが悪いな・・と感じたら乳栓があるのかもしれませんよ。
ピンセットで乳栓の除去はありかなしか
私自身はありだと思っています。だって簡単ですもの。
それにちょっと快感があります。
あまりにも小さい乳栓だと誤って乳首を傷つけてしまうかもしれないのでお薦めできませんが、ピンセットで取り除ける大きさであれば活用します。
そして水芸を披露して、おっぱいをスッキリさせたい!そういうものです。
ピンセットを使う場合、ピンセットを消毒して使った方が賢明です
。もし、そこにばい菌がいて、乳栓を除去したものの、穴からばい菌がおっぱいに入って炎症起こしてしまっては涙ものですので。
しかし、中には乳栓に気づかず、気づいた時には乳腺炎に進行している方もいるかもしれません。
できるならば、毎晩お風呂に入った時にでも自分のおっぱいを点検してみて、異常がないか確認しておきましょう。