生理中には赤ちゃんが母乳を飲むことを嫌がるって本当?
母乳育児をしていて、生理が復活した後、
順調に母乳を飲み続けていた赤ちゃんが、
生理中には母乳を飲むのを嫌がるという経験をしたことがあるお母さんが多いですよね。
でもそれはなぜなのでしょうか?
お母さんはいつもと同じような食事をして、
同じ生活をしているのに、急に母乳がまずくなるなんて考えられない。
でももし母乳の栄養が減ってしまっていたりしたらどうしよう?
そんな解決できない悩みを抱えている方のために、
生理と母乳との関係を考えてみましょう。
生理中には母乳の味が変化してしまうのが原因?
母乳はお母さんの血液から出来ています。
そして生理中にはお母さんの体から月経血も出てしまうので、
お母さんの体は貧血状態になりがちなんです。
そのため、生理中にはどうしても母乳の味が薄くなってしまうそうなのです。
いつもより薄くて美味しくない!
だから飲みたくない!
そんな赤ちゃんの気持ちが、
母乳を飲みたがらないという態度に現れているんですね。
でも母乳の味はお母さんのコントロールできることではありません。
元に戻るのを待つしかありませんね。
生理中にはいつもより母乳が減っている?
赤ちゃんがいつもと同じように母乳を飲もうとしても、
血液が減っていることが原因で、母乳の量も減ってしまっている
と考えられます。
吸っても吸っても思うように飲めない。だから飲みたくない!
母乳拒否には、こんな原因も考えられますね。
この場合も、生理が終わってまた母乳の量が増えることを
待つという解決法しかありません。
生理は4、5日で終わることが多いので、
母乳を飲んでくれない間にはミルクを足してみるなど、
工夫してみてください。
母乳の温度の微妙な変化が原因かも
排卵時期には、お母さんの体温が少し下がります。
そのため、母乳もいつもより微妙に温度が低くなるんですね。
敏感な赤ちゃんだと、この微妙な温度の差を嫌がって、
母乳を飲むことを拒否してしまったりすることがあります。
でも体温が低い状態は長続きしませんので、
すぐにまた飲み始めるはず。あまりあせらず、気長に飲んでくれるのを待つ方がいいですよ。
このように、赤ちゃんによっては、
ちょっといつもと違うということで
母乳を飲むことを嫌がってしまったりすることがあります。
でも生理の期間はそれほど長くないので、生理が終わって、
また生理前の味に戻ったり、母乳の量が戻ることを待ちましょう。