母乳育児で乳首がチクチクする!どうしたらいいの?
母乳育児も楽しく順調に進んでいると喜んでいた矢先、
あれ?
授乳前後や授乳中にも乳首にチクチクする痛みが、
ということを経験されたママ、多いのではないでしょうか。
ここでは、乳首がチクチクする原因や対処法について考えましょう。
乳首がチクチクするのはなぜ?母乳育児は続けられるの?
授乳前後や授乳中に、乳首がチクチクするように感じられたら、乳腺炎の初期症状かもしれません。乳腺炎と聞いて、驚くことも恐れる必要もありません。
初期症状に気づかずに、本格的な乳腺炎に突入してしまってから気づくことも多いので、ラッキーだったと思いましょう。
まずは乳首を見てみて、白っぽくなっているところはありませんか?おっぱい全体を優しく触ってみて、張っているところはありませんか?
乳腺炎の初期ですから、まだ熱も出ていないはずです。その場合は、お風呂に入っても大丈夫です。
お風呂に入ると、自然に母乳がしみでてくることがあるかと思います。その時に、乳首にあるどの乳腺からも母乳が出ていますか?出てきていない側はありませんか?
これらを自分でチェックしてみます。
乳腺炎を起こしている場所がわかれば、対処法はシンプルですよ。
乳首がチクチクしても大丈夫!母乳育児を続けよう
前述したセルフチェックで乳腺炎を起こしているおおよその場所が分かれば、対処はしやすくなります。しかしながら、基本はとにかく母乳を飲んでもらうことです。
この時のポイントは、乳首がチクチクする方のおっぱいから飲んでもらうことです。赤ちゃんにとっては健康な乳腺から出てくる母乳の方が美味しいはず。ですから、美味しいのとは逆側=乳腺炎になっているおっぱいから飲んでもらいます。
そして、張っている乳腺側を飲んでもらうことです。様々な授乳の姿勢を試してみましょう。思わぬ楽な授乳姿勢が見つかることもありますよ。
おっぱいのつまりが取れるまでは、根気よくこれらを継続して乳腺炎を初期でストップさせておくことが大切です。
乳首のチクチクはもう起こさない!おいしい母乳を目指そう
乳腺炎は、どのママでもそしていつでもなりうる症状です。今回は初期症状で終わってラッキーだったと前向きになり、今後再発しないようにしていきたいものですね。
まず食生活では、和食中心の粗食がおすすめです。
今後離乳食がスタートした場合にも、便利な具沢山のスープやお味噌汁を習慣づけてみませんか?もちろん揚げ物だってケーキだって時々は食べても大丈夫です。ストイックになりすぎず、食事の時間も楽しんでください。
他に言えるのは、色んな方向から母乳を飲んでもらうようにすることです。子供が大きくなってきて、例えばお座りができるようになったら、座ったママに密着するように向かい合って座って母乳を飲んでもらうとか、授乳の姿勢を色々と試してみるといいと思います。
母子お互いが、心地よい時間作りができたら最高ですね。