完母ママさん、赤ちゃんを 預ける時には ミルク or 搾乳?
赤ちゃんが生まれて数ヶ月。
ずっと外出の時も赤ちゃんとお母さんは一緒で、
数時間ごとに授乳してきました。
でもお母さんは自分の通院治療が必要となり、一人で出かけなければならない自体に!
さあ、こんな時にはどうしたらいいのでしょう?
赤ちゃんから離れて一人で出かけるとなると、
パパに預ける等して置いていく赤ちゃんが心配になりますよね。
いない間におっぱいが欲しくなって泣き出したらどうしよう。
そんな不安が湧いてきます。
完全母乳で子育てしているお母さんの場合、
赤ちゃんと離れている間に、必要ならミルクを飲ませておいてもらった方がいいのでしょうか?
そんな疑問について考えてみましょう。
目次
完母で育てているのに、急に哺乳瓶でミルクを飲ませようとしてもうまくいかない?
生まれてからずっと母乳しか飲んで来なかった赤ちゃんは、
急に哺乳瓶をくわえさせようとしてもうまく飲んでくれないことが多いです。
お母さんの乳首と哺乳瓶のゴムの乳首は違うので、
まず飲もうとさえしないことも。
飲んでくれたとしても、母乳とミルクとの違いもあるので、
すんなりとミルクを飲まない赤ちゃんも多いですね。
赤ちゃんにとって、母乳を飲むということはとても大切なことなので、そんな反応は当然のことです。
一人で外出しなければならない時に、完母のお母さんはどうしたらいいの?
緊急事態で、お母さんが赤ちゃんと離れて一人で外出しなければならない。
そんなことがあったとしたら・・・と考えると不安になりますよね。
でも、大丈夫です。もし本当にお腹が空いてきたら、
赤ちゃんはちゃんと哺乳瓶からでもミルクを飲んでくれます。
最初はうまく吸えないとしても、空腹から、飲もうと努力をするはず。
哺乳瓶の乳首を加えることも拒否するということは、
まだそれほどお腹が減っていないということです。
完全母乳で育てているお母さんは、出かける直前に授乳して、
次の授乳の時間までには帰宅するということを心がけるといいですね。
完母中の赤ちゃんがお母さんと離れている間にミルクを飲ませる弊害ってある?
授乳時間になっても帰ってこれず、赤ちゃんにミルクを飲ませてしまうと、
赤ちゃんとお母さんが作り上げてきた授乳リズムが狂ってしまうという弊害があります。
赤ちゃんが空腹になってくる頃にちょうどお母さんの胸が張り、
授乳する。おっぱいもすっきり、赤ちゃんもお腹いっぱい。
そんな理想的な状態から、ミルクを導入することで、
おっぱいは張っているのに赤ちゃんはお腹いっぱいということになります。
作られてしまった母乳の行き場がなくなって、乳腺炎の危険が出てきますね。
そのため、できるだけ完全母乳で育てているお母さんは、
ミルクを使わずにやりくりする方法を取ってください。
授乳時間の間だけ一人で外出する、というのが上手なやり方です。