乳首の激痛!!悩む母乳ママへ|カンタンに自分でできる対策
母乳育児をされているママの悩みの一つに乳首の激痛があります。
産後すぐ数時間おきに授乳が始まるので
ママの乳首はいきなりフル稼働になります。
そこで赤ちゃんの抱きかたや乳首の咥えかたがうまくできていないと、吸
い方が浅くなり乳首が切れる原因になります。
赤ちゃんの吸う力は意外と強いので、吸い方が浅いとすぐに傷だらけになってしまいます。 赤ちゃんは生まれるまでへその緒で栄養をとっていたので、ママのおっぱいを吸うことは初めてです。
なのでお互いに日々探りながら練習し上手になっていきます。その過程でうまくいっていないと乳首に傷ができ、激痛がはしるのです。この激痛は針を刺すような痛みで、本当に辛いです。
でも母乳は赤ちゃんに吸われることによって作られます。赤ちゃんに吸ってもらいたいのに母乳パッドに擦れるのも痛い。授乳の時間が来るのが怖い。という負のスパイラルに陥ってしまいます。
私は3歳と0歳の育児をしておりますが、両方完母です。そして乳首の激痛に悩まされたママの一人です。私自身の経験を元に乳首の痛みの対処法をご紹介したいと思います。
乳首の傷を治しながら無理をせず授乳
乳首に傷ができてしまった場合、早く治すには保湿が大事です。
私が行った対処法は、まず馬油を指に適量とり乳首に塗ります。
乳首全体が被さる大きさにカットしたラップを被せ、母乳パッドを付けた授乳ブラをします。授乳ごとに塗り直し、新しいラップにしてください。これだけだいぶ保湿ができ、傷の治りが早くなりました。
そして、乳首を吸う時間を短くしそのあと搾乳器で搾乳してあげていました。赤ちゃんによる刺激は必要だけど乳首を少しでも休ませようとした結果、このような授乳方法になりました。
また、搾乳をしていると乳首が柔らかくなり、少しずつ吸いやすくなっていきます。ただ、搾乳だけにしてしまうと母乳がとまってしまう可能性があるので赤ちゃんによる刺激は必要です。
赤ちゃんの乳首の咥えかた
乳首の保湿だけでは、傷の治りが追いつきません。治りかけていても赤ちゃんが乳首を浅く吸っているとまた傷がひどくなります。根本的に赤ちゃんのおっぱいの吸い方を見直す必要があります。
正しい咥えさせ方は
背筋を伸ばし、おっぱいに対して赤ちゃんの顔をまっすぐ向かわせ、乳輪全体を深く咥えさせます。ママから赤ちゃんの顔が良く見える首の角度であごがおっぱいに触れるくらい大きく咥えさせると良いでしょう。
ちゅっちゅっと音がしてしまう場合は咥えかたが浅いので注意してください。
母乳を頑張るママさんへ
私は乳首の激痛に耐えながら授乳をしていて、赤ちゃんが泣くのが怖くなってしまったことがありました。周りからは授乳の姿は幸せいっぱいのように見えますが、正直なところ苦痛で仕方ないときがありました。
でも、今二人目の育児で4ヶ月になりますが乳首の激痛から解放され、楽しく母乳をしています。
ママと赤ちゃんにとって肌が触れ合う授乳の時間はすごく大事な時間だと実感しています。母乳を頑張っているママさんにトラブルなく幸せな授乳タイムを過ごして欲しいと強く思います。