お食い初めってどんな行事?〜母乳育児の時のや準備の進め方〜

赤ちゃんには行事がたくさん! 

 赤ちゃんが生まれると、お七夜やお宮参りなど、

今まであまり馴染みのなかった行事に触れることが多くなったかと思います。

 

お食い初めもその一つではないでしょうか。

 

どんな行事なのか、

何をしたら良いのか、

初めての子育てではわからないことが多くて当然です。

 

本記事では、お食い初めはどんな行事なのか、

行事の意味や献立、進め方などをご紹介します。

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お食い初めとはどんな行事?母乳育児ママの献立は?

 お食い初めとは、赤ちゃんの生後100日頃に行う伝統的なお祝い事です。

 

「一生食べ物に困らないように」という願いを込めて、

赤ちゃんに食べ物を食べさせる真似をします。

 

「お食い初め(おくいぞめ)」

「百日祝い(ひゃくにちいわい)」と呼ばれたり、

 

地域によっては「歯固め」「箸はじめ」

「真魚はじめ(まなはじめ)」と呼ばれるなど、呼び方は様々です。

 

 用意する食べ物は、一汁三菜がベースの祝い膳です。

献立は、下記のような内容が一般的です。

 

・魚:鯛の尾頭付きなど

・飯碗:赤飯や白米

・お吸い物:蛤などを使った貝汁が多い

・香の物や酢の物:紅白なますやタコの酢の物など

・煮物:季節の野菜や蓮根、里芋、人参など

 

 このお祝い膳と一緒に、歯固め石も用意します。

 進め方としては、用意した食べ物をそれぞれ、

大人がお箸で赤ちゃんに食べさせるふりをします。

 

この時、歯固め石を赤ちゃんに噛ませたり、

石を箸で触って箸の先を赤ちゃんの歯茎につけて、

丈夫な歯が生えることを願う儀式も行います。

 

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お食い初めはいつ・どこでやる?母乳育児の準備は何をしたら良い?

 お食い初めの時期は、生後100日頃と言われていますが、

ぴったり100日にこだわる必要はありません。

 

パパやママの都合の良い日や、

赤ちゃんの体調にも合わせて日程を決めるのが良いでしょう。

 

 お食い初めを自宅で行う場合、母乳育児をしているママにとっては、

授乳に気を遣わなくて済むというメリットがあります。

 

準備が大変にはなりますが、特に自宅での調理が大変な魚は、

鮮魚店やスーパーなどで注文すると調理してもらえることがあります。

 

また、仕出し弁当などを扱っているお店や

インターネットで祝い膳を注文することもできます。

 

献立の内容を全て手作りで用意するのは大変なので、

このようなサービスもおすすめです。

 

また、お食い初めに使う食器については、

高足の御膳に載せた漆器を使うのが正式とされており、

こちらは通常のお店の他にインターネット通販でも購入することができます。

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祝い膳を宅配してくれるお店では、食器付きで注文できる場合もあります。

最近では通常のベビー食器などで代用する方も多いので、

こだわりがなければ今後離乳食で使えそうな赤ちゃん用の食器でも十分です。

 

 お店で行う場合は、やはり食事の準備の必要がないことがメリットと言えます。

パパやママだけでなく、祖父母も一緒にお祝いをする場合には、

大人用のお祝い向けの食事の用意も必要になってくるので、

特に大きな利点です。

 

お店でお食い初めをする時には、おむつ替えや授乳ができるか、

事前にお店をチェックしておきましょう。

 

母乳育児の場合は、授乳の場所も気になるところなので、

赤ちゃんのお腹が空いた時にはどこで授乳をするか、

お店を決めたらシミュレーションしておくと良いですね。

 

また、お祝い事でよく使われるようなお店であれば、

七五三や節句、お盆など季節の行事の時期や、大安の日などは予約が混み合うため、

早めに予約しておくことをおすすめします。

 

歯固めの石の用意も忘れないようにしましょう。

歯固めの石は、お宮参りの時に神社で授かる場合もあります。

 

そうでない場合には、神社の境内の石をお借りすることもできるので、

神社の宮司さんに尋ねてみてください。

河原で綺麗な石を拾ったり、通販で購入することもできます。いずれの場合でも、赤ちゃんの口に触れるものなので、綺麗に洗って使ってくださいね。 

お食い初めは細かいことにとらわれず、お祝いの気持ちを大切に

 他の行事と同様に、お食い初めも必要なものや細かいしきたりがあり、

完璧に準備するのは子育て中のママには大変なことですよね。

 

きっちり準備をすることよりも、お祝いの気持ちが大切なので、

細かいことにとらわれずにお祝いするのも良いと思います。

 

お店で少し豪華にお祝いするのも良いですし、自宅で宅配や仕出しのお祝い膳に加えて、

一品ママの手作りの料理を添えるのも良いかも知れません。

「一生食べ物に困らず、健やかに長生きできますように」という願いを込めて、素敵なお祝いにしてあげてくださいね。

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