【母乳育児は体力勝負】乳製品の牛乳、チーズは味方か敵か?
母乳育児ではママが食べたものが赤ちゃんのそのまま栄養になるから
食べ物に気を付けてと良く言われます。
栄養価が高いもの、バランスが良いものと心がけますが、
乳製品を取りすぎるとアレルギーの子になりやすいとか、
乳腺が詰まりやすいとかデメリットな情報も沢山あります。
果たして、本当は母乳育児にとって、
乳製品や牛乳、チーズは母乳育児にとって良いものなのでしょうか?
母乳育児ママは乳製品をとると子供がアレルギーになりやすいって本当?
母乳育児のママが乳製品、牛乳、チーズを摂取すると赤ちゃんがアレルギーになるということはありません。
ですが、乳製品、牛乳、チーズのアレルギーがすでに出ている場合は摂取してはいけません。また、生後1~2か月頃から始まる乳児湿疹がひどい場合などは、ママが摂取することを控えるように指導される場合があります。
母乳育児の場合、ママが食べたものが母乳に大きく影響が出るため、カルシウムやたんぱく質が豊富な乳製品や牛乳、チーズは骨の形成などの為にも極力摂取することをお勧めします。
ただ、どの食品にも言えることですが、良いということだけを過信しすぎて過剰摂取してしまうと悪影響を及ぼします。乳製品、牛乳、チーズに限らずどの食品もバランスよく摂取しましょう。
母乳育児中は乳製品や牛乳、チーズでデメリットばかり目にするのはなぜ?
母乳育児では、ママが食べたものが赤ちゃんの健康に大きく作用します。
例えば、カボチャやトマトをママが食事に取り入れるとその色のうんちが出たり、香辛料が強い料理を食べると、刺激が強くておっぱいを飲まない(嫌がる)ことが出てきます。
生まれたての赤ちゃんにとって全てのエネルギーの本である母乳はすぐに体調不良を起こす原因となります。大人でも、乳製品や牛乳、チーズを多くとった日はお腹の調子悪いという人が多いと聞きます。
日本人の食生活には元々あまり多くの乳製品がなかったたことや、牛乳を飲む習慣は昔からでは無い為、乳糖不耐症の人も多いようです。その為、ママにも赤ちゃんにもデメリットばかりがクローズアップされる情報が多く流れているようです。
母乳育児は乳製品、牛乳、チーズは禁止?
近年、母乳育児志向が異常は程に浸透しており、ママたちがノイローゼになるくらい食事に関しての禁止事項が多いようです。特に乳製品、牛乳、チーズはその筆頭と言っても過言ではありません。
しかし、身長や体重に個人差があるように、良いと言われることをすべてやっても母乳が出ない人もいますし、逆に全く気にせず何でも適当に食べている人で沢山母乳が出る人もいます。
飲み物すべてが牛乳、間食はチーズと乳製品なんてオーバーでなければ絶対食べてはいけない品ではありません。むしろ妊娠前に大好きだった方はどは神経質に母乳育児中は乳製品、牛乳、チーズは食べてはいけないと過剰に反応する方が体に良くないかもしれません。
おっぱいのつまりがあるとか、こどもに湿疹が出るなどでなければ、母乳育児にはむしろ栄養価が高く食事に積極的に乳製品や牛乳、チーズを取り入れたい食事をとりましょう。