乳栓の原因とは??とれない時のママの正しい対処法
母乳育児をしていて乳腺炎を心配しているママの中には、
乳栓という単語を聞いたことあるママもいるのではないでしょうか。
普段はあまりきかない言葉なのでどんなものなのか
今回は乳栓の原因やとれないときはどうすればいいのか調べてみました。
そもそも乳栓(にゅうせん)とはなに?
乳栓とはおっぱいの頭のほうにできる
約1ミリ程の小さな白い斑点のことです。
胸にしこりができてしまい痛いけれど、
白斑はなく、乳頭には特に傷もない。。。
気が付いたら白い点が浮かびあがっていたことが、
もしかしたら乳腺炎になりやすい体質もママでしたらあるかもしれません。
それが乳栓と呼ばれるものです。
乳栓は母乳の成分が固まりになり乳管の中で詰まったものといわれています。
小さな石のように固く、
授乳の時にチクチクとした痛みがあるのも特徴です。
多くは赤ちゃんがおっぱいを吸うときに乳栓も一緒に吸ってくれるのですが、
詰まってしまいなかなか取れないこともあるようです。
そんなときどのように乳栓をとりのぞけばいいのでしょうか?
乳栓を取るにはどうすればいいの??
乳栓をとるのに一番いい方法は、詰まりを解消し母乳のでる勢いで乳栓をだしてしまうことです。
乳栓がとれると、詰まっていた母乳が一気に噴水のように噴き出し、みるみるうちにしこりや痛みがなくなっていきます。
つまっていたものがとれ、おっぱいも気持ちもすっきりしそれは爽快だと思います!
そのためにはまず詰まりを解消しなければいけないので、詰まっている乳腺の場所を探します。
おっぱいをマッサージしよく観察すると、ビューと出てくる場所と、じわっとしか母乳がでてこない場所があるはずです。
そこが母乳がつまっている場所です。
その部分からでてくる母乳だけ黄色っぽく
色がかわっている場合があります。
その部分がみつかれば後は
そこを中心にひたすら圧迫してください。
そのまま母乳が出てきて、その勢いで乳栓が出てきます。
乳栓がとれない場合はある??
コツがつかめないと、なかなか乳腺のつまっている部分が発見できなかったり、
しこりがとれない場合もあるようです。
そんな時は、授乳や搾乳、おっぱいマッサージを繰り返し、
しこりを乳首の近くまでもってきて下さい。
そこから乳首をしごいたり広げたりし詰まりを解消させてみて下さい。
乳首までしこりがくると圧もかかり、
詰まったところも押し上げられビューと母乳がでてくる場合もあります。
もし、その時点で発熱などしていれば炎症の可能性もありますので、
乳腺炎になり悪化しないためにも冷やして、
できたら母乳マッサージをおこなっている病院にいってみて下さいね。
また、自分の爪や、清潔な針で乳栓を取り除くやり方も
以前は行われていたようなのですが、
そこから雑菌がはいり炎症をおこす場合もありますので、
できたら搾乳やマッサージで乳栓をとりぞいて下さいね。
母乳育児をしていると、聞きなれない言葉や不安や心配もでてくると思います。
けれどかわいい赤ちゃんとの大切な限られた母乳育児の期間。
少しでも多くのママが安心して安らげる時間になるように願っています。