乳腺炎で母乳を諦める決断をしたママさんへ
何度も乳腺炎になって痛い思いをしながらも、
完全母乳育児を目指して頑張ってきたけれど、
もうそろそろ潮時かな……と考えているママさんもいらっしゃると思います。
食事に気をつけたり、色々工夫をして頑張っているにも関わらず
何度も乳腺炎になってしまう、
挙げ句に赤ちゃんに母乳を完全拒否され大泣きされてしまうと、
母乳を断念しようかな、という気持ちになりますよね。
今回は、そんなママさんに読んでもらいたい内容です。
ここまで頑張った自分を褒めてあげよう
まずは、ここまで頑張ってきた自分を褒めてあげましょう。
たくさん痛い思い、つらい思いをしてきましたよね。
それでもここまで母乳で頑張ってきたことはとても立派ですし、十分に赤ちゃんに免疫も与えてあげられたと思います。
確かに母乳は経済的であったり、免疫の面でも色々とメリットはありますが、最近のミルクはとてもよく研究されていますので、ミルクだからといって母乳に完全に劣っているなんてことはありません。
赤ちゃんが嫌がって飲んでくれないのにも関わらず、母乳に執拗にこだわるよりも、ミルクで赤ちゃんがお腹いっぱいになった方が良い場合もあります。
母乳育児を断念しようとしていることで、あまりご自分を責めずに、広い視野で柔軟に考えてみるようにして下さいね。
他人の意見は気にしない
赤ちゃんを連れてお散歩をしていると、色々な人によく声を掛けられます。
中にはお節介で「母乳で育てているの?」と突っ込んで聞いてくる人もいます。
私の友人は完全ミルク育児なのですが、正直に答えたところ、「みんな母乳で育てているのに!」と一方的に怒られ、とても嫌な思いをしたそうです。
みんな様々な事情があるのに、そんな事を言うなんて配慮が足りないですよね。
友人はそれ以来、外で知らない方に母乳か聞かれたときには、笑顔で「母乳です~」と答えて流しているそうです。
赤ちゃんを見たところで、母乳かミルクかなんて分からないですから、それで良いと思います。
また、私の母は母乳が出ず、私も妹も完全にミルクで育ちましたがとても元気で、大きな病気をしたことは一度もありません!
ミルクだからと卑屈になる必要は全くありませんし、「自分の子育て」なのですから、自分がしっかりと納得できる方法が一番です。
自分の考えをしっかりと持ち、言い方が少し悪いかも知れませんが、他人から何を言われても気にせず、受け流すくらいで丁度良いと思います。
育児に正解はないのですから。
今しかないかけがえのない時間を大切に!
育児をしていると毎日子どもに振り回されてとっても大変ですが、子どもはあっという間に大きくなってしまいます。
目の前にいる赤ちゃんをじっと見つめてみて下さい。
今日、今この時のこの子は、この瞬間にしかいないのです。
そう考えると、貴重な時間を母乳にこだわってイライラしたり、悲しい気持ちになっているのはとても勿体ないですし、母乳かミルクかなんて、すごく小さい悩みに思えてきませんか。
今しかない我が子の可愛い姿をしっかり目に焼き付けて、笑顔で楽しく一緒に過ごせたら、それが一番ですよね!