乳腺炎の治療|素人判断はNG

母乳で赤ちゃんを育てているママさん、

乳腺炎で困った経験はありませんか?

 

乳腺炎といっても、なりかけの比較的軽い状態から、

治療が必要となるような助産師さんもびっくりするほどの重度な本格的乳腺炎など、

症状の重さは様々です。

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乳腺炎になりかけの状態でしたら、自宅で対処すれば改善する場合もありますが、本格的乳腺炎の場合は医師の診断の元、治療をしなければなりません。

 

乳腺炎の種類には、細菌による感染性からなるものと、母乳の詰まりによって起こる非感染性のものがあります。

 

本格的な乳腺炎になると、全身の倦怠感や悪寒・体の震え・38度以上の高熱・痛みのあるしこり・乳房の皮膚が赤くなるなどの症状がみられ、治療が必要なことが多いです。

 

こうなると、自宅で対処するのは難しく、改善までの期間が長くなってしまうので必ずかかりつけの産婦人科や信頼できる助産師さんにご相談しましょう。

授乳をしながら食事改善・休養をしっかり取る・適切なマッサージによって改善する場合もあれば、抗生物質・解熱鎮痛剤による治療が必要な場合もあります。

いずれにせよ、自己判断ではなく必ず医師の診察を受けてください。

※抗生物質・解熱鎮痛剤による治療の際は保険診療です。

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まずは、自分でできる対処として、

・食事内容の見直し

・授乳回数を減らしたりせず、まめに授乳をする

・リラックスタイムなどを設け、休養を十分に取る

というのが基本になります。

 

熱がある場合は、

・痛みのあるしこりは冷えピタ・タオルを巻いたアイスノンなどで冷やす

・水またはスポーツドリンク(カロリーの少ないもの)を2リットル以上摂取する

なども行いましょう。

水分摂取は特に大切です。ただし、炭酸飲料はもちろん、牛乳、果汁の入ったものは逆効果になるので控えてください。

 

ご相談に行かれる場合は、かかりつけの産婦人科または母乳育児に強い理解のある乳腺外科がよいでしょう。

『母乳育児に強い理解がある』というのは、できる限り抗生物質や鎮痛剤を飲まずに授乳を続けながらの治療ができるようアドバイスをくれるからです。

風邪などの場合も同様です。

 

高熱があるときに赤ちゃんを連れての病院は中々行きにくいこともあると思いますが、乳腺炎は今だけの問題ではありません。

乳腺炎になりやすいママさんもいますし、何度も繰り返してしまうことだってよくあります。

後回しなどせず、早いうちに産婦人科や助産師さんに相談しましょう。

上記に挙げたように治療が必要な場合もありますので、早ければ早いほど良いのです。

 

おっぱいマッサージについても、助産師さんからのアドバイスをもらうようにしましょう。

自己判断では、逆に重度の乳腺炎になってしまったり、傷になってしまうこともあります。

適切なマッサージでないと改善にならないのです。

 

重度の乳腺炎にならないよう、乳腺炎の兆候がなくても日ごろから予防になることは積極的に取り入れていきましょうね!

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