赤ちゃんの母乳の吐き戻しはよくあること？吐き戻しの原因と対処法

生まれたばかりの赤ちゃんにとって

ママのおっぱいを吸うことはとても難しいことであり、

ママにとっても授乳はすぐには慣れないものです。

そんな時に赤ちゃんが母乳を吐いてしまうと凄く心配になりますよね。

赤ちゃんが吐き戻してしまう原因と

吐き戻しを防ぐ方法を紹介します。

赤ちゃんの身体の不思議 | 母乳の吐き戻し

生まれたばかりの赤ちゃんは内蔵が未成熟の状態なので、

胃の形も大人のものとは異なり徳利に似た形をしています。

そのため、ほんの少しの刺激でも胃の中のものが出てきてしまうのです。

それが段々と成長を重ねていき、

およそ生後3ヶ月を迎える頃には大人のものと同じような形に近づいてくるのです。

それまでにはママだけでなく

赤ちゃん自身もおっぱいを吸うことに慣れてくるので、

授乳の後は赤ちゃんが苦しくならないように気にしてあげるようにしましょう。

母乳を吐き戻した時の対処法

我が子もしょっちゅう吐き戻していたので、

私はその度に苦しい思いをさせたと自分自身を責めていましたが、

前述の通り、赤ちゃんに赤ちゃんの吐き戻しはよくあることです。

なので、もしも吐き戻したとしても慌てないでください。

赤ちゃんの視野がはっきりしないとはいえ耳はしっかり聞こえています。

周りの大人が慌てて大声を出し驚いてしまうと赤ちゃんもビックリしてしまいますよ。

吐き戻した場合は胃の中のものがのどにつまらないように

身体の右側を下にして寝かせてあげるようにしましょう。

バスタオル等を丸めて壁を作ってあげると上手に横向きにしてあげられますよ。

母乳を吐き戻さないために出来ること

第一の予防策はしっかりとゲップを出させてあげることです。

授乳をした後は頭の位置が高くなるように抱っこして背中を軽くたたく、

または背中をさするようにしてゲップ出しを促して下さい。

産まれたばかりだと首がすわらずふにゃふにゃなので抱き抱えるのが怖いですが、

首元とおしりをしっかり支えてあげれば大丈夫です。

赤ちゃんが安心きてゲップが出せるように

優しく声をかけながら抱いてあげてください。

母乳の吐き戻しはどんな赤ちゃんでも一度は経験するものです。

我が子も１日に何度も吐き戻していたこともありますが、

胃が成長していくにつれて吐き戻す回数も減っていきました。

吐き戻していても体重が大幅に減るようなことがなければ心配はいりません。

これも一つの成長過程とみて、気負いせずに育児を続けていくようにしましょう。