授乳中に乳頭が切れて痛い|「乳頭保護器」を活用せよ♪
母乳育児をしているママが一度は経験する
授乳中の乳首トラブル…
切れてしまったり、
水泡が出来てしまったり、
白斑が出来てしまったりと様々なトラブルがあります。
その中でも乳頭が切れて痛い場合の原因や対処法を解説していきます。
乳頭が切れてしまう原因
なぜ母乳育児中に乳頭が切れてしまうのでしょうか?
大きく分けてふたつの原因が考えられます。
まずは、主に生後3ヵ月くらいまでに起こる乳頭が切れて痛い原因は、
赤ちゃんが乳首だけを吸ってしまう浅吸いになってしまっていることです。
乳首だけ咥えてしまうとどうしても乳首に負担がかかってしまうので、
赤ちゃんに大きく口を開けてもらい、
乳輪まで深く咥えてもらいましょう。
次にあげられる原因は、
主に生後5~7ヵ月頃の歯が生えはじめる時期に、
赤ちゃんが乳首を噛んでしまい、
乳頭が切れて痛くなってしまうことです。
過剰に痛がったり反応を見せてしまうと、
赤ちゃんは面白がってもっと噛んでしまうので
冷静に乳首を離して、一度授乳を中断しましょう。
どちらも授乳のたびに激痛がおこり母乳育児のママにとって
授乳の時間が辛いものになってしまいます。
乳頭が切れて痛い時の対処法
乳頭が切れて痛くても母乳育児のママは
授乳中をお休みするわけには行きません。
しかし無理してそのまま授乳を続けるとなかなか治らないどころか
悪化してしまう可能性もあります。
そんな時は搾乳器を使い、
搾乳したものを哺乳瓶で赤ちゃんにあげると
少し乳首を休ませてあげることが出来るでしょう。
しかし中には完全母乳育児のため哺乳瓶に慣れていなくて、
なかなか哺乳瓶から飲んでくれない場合もあると思います。
そんな場合は乳頭保護器を使って授乳をすれば
痛みが軽減されるでしょう。
また、ずっと同じ抱き方で授乳をしていると
同じ部分にばかりに負担がかかってしまうので、
抱き方を変えて、違う方向から咥えさせることで
痛みが軽減することもあります。
切れてしまった乳頭を早く治す方法
哺乳瓶や乳頭保護器を使ったとしても
赤ちゃんはいつもと違って吸いにくく、
母乳育児中のママは、少しでも早く治して
普段通りに授乳したいと思いますよね。
少しでも早く治すためには、
赤ちゃんが舐めても大丈夫な羊の油から出来た薬が市販されているので、
薬を塗ることをおすすめします。
薬を塗って、小さく切ったラップを貼ってあげると
保湿力が高まり、さらに高い効果が得られます。
それでも痛くて辛い場合は、一人で我慢せず、
病院や母乳外来、助産師さんに相談することをおすすめします。