ついに終焉!つらい母乳育児中のストレスによる過食
母乳育児中はとてもお腹がすくものですよね。
「母乳育児中は太らない」とも言われますし、
それだけ母乳をつくり出すためにエネルギーが必要なのですから、
たくさん食べて栄養補給をすることは大切です。
けれども、そこに育児ストレスも加わって過食に走ってしまうと、
母乳育児中であれども太ってしまいますし、精神的な面でも心配です。
そこで今回は、母乳育児中の過食を防ぐ方法について見ていきたいと思います。
☆母乳育児中はストレスから過食になりやすい?
産後のママは、赤ちゃんのお世話でストレスを溜めてしまいがちです。
特に母乳育児の場合、母乳が出なかったり、
あるいは出過ぎたりするという分泌量の悩みや、乳腺炎などのトラブル、
そのトラブルを予防するための食事制限、
その他夜間の授乳による睡眠不足など、ストレスの要因が盛りだくさんですよね。
それに加え、冒頭にも書いた通り、
母乳育児中はお腹がすきやすく、ストレスの捌け口を「食」に向けてしまいがちです。
また、赤ちゃんを預けられる環境にないママさんにとってストレスの解消法を見つけることは難しく、
半ば無意識に過食に走ってしまっていることもあります。
☆母乳育児中のストレスによる過食を防ぐために
母乳育児中の過食を防ぐためには、溜まってしまったストレスを
食べること以外で解消しなければなりません。
そうはいっても、赤ちゃんの月齢が低いうちは外に出ることもあまりできず、
家の中にいるとますます過食を止められなくなってしまいますよね。
そんなときは、家にいながらにして誰にも頼らずにできるストレス解消法を考えてみましょう。
例えば、赤ちゃんがお昼寝をしている間にでも、
YouTubeなどで「泣ける動画」を観たり「泣ける歌」を聴いてたくさん泣くことがおすすめです。
「泣いたら鬱々とした気分になって、余計にストレスが溜まるんじゃないの?」
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
実は、泣くことはストレスの解消にとても効果的なのですよ。
そうと言うのも、感情的に泣いた後には、エンドルフィンという脳内ホルモンが増加するのですが、
このエンドルフィンには強い鎮静作用があり、ストレスを解消して
スッキリとした気分にさせてくれる働きがあるためです。
映画を長々観ている時間はありませんが、
短い動画であれば赤ちゃんが寝ている間にサッと観ることができますし、
赤ちゃんとふたりきりのお家の中では泣き放題ですので是非試してみて下さい。
他にも、お気に入りの音楽を聴いたり、体操やストレッチをするなど少し体を動かすのも、
食べることから興味が逸れておすすめです。
☆母乳育児中の過食による肥満を防ぐために
ストレスフルの母乳育児中に過食をしてしまうのは仕方がないことだと言えますが、
ママや赤ちゃんが肥満になってしまったり、
精神的につらくなってしまうのは防ぎたいですね。
なかなか過食をやめられない場合には、
食べる物を見直してみるという方法もあります。
お菓子や菓子パンを過食するよりも、野菜やお豆腐、煮干し、スルメなどを食べた方が、
健康にも母乳にも良いと言えるでしょう。
母乳育児中には“低カロリー高タンパク質”の食事が良いとされていますので、
なるべく上記に書いたような食べ物や、鶏肉や鮭、小さなおにぎりなどで
空腹感を満たせると良いですね。
また、どうしても過食が止められない場合や、過食嘔吐を繰り返してしまうなど
症状が深刻な場合には、専門家によるカウンセリングを受けるという方法もあります。
心療内科や摂食障害の治療クリニックを受診してみましょう。
赤ちゃんのお世話で病院に行く時間がないというママさんは、
過食症専門の女医さんが在宅で行ってくれる無料相談などもあるようです。
http://sessyokusyougai.net/form.html
つらいときにはひとりで我慢しすぎず、
パパやご家族、病院の先生にも相談してみて下さいね。