乳腺の詰まりは早めに解消!症状の悪化を防ぐには?
「乳腺の詰まりは早めに解消した方が良い。」と思っていても、
これと言った対処ができずに悪化させてしまうこともありますよね。
毎日のように育児が忙しいと、「自分の健康管理どころではない。」
と言うママもいるかも知れません。
でも、このまま症状を悪化させて乳腺炎にでもなってしまうと、
ますます痛みや不快感に苦しめられることに。
こんなことなら、症状が酷くない今のうちに、
適切な解消法を実践しておきたいものですよね。
・重度の乳腺炎は医学的な処置が必要になることも!
「母乳って、そんなに詰まりやすいものなの?」と疑問を持つママもいるでしょう。乳腺で生成された母乳は、乳管を通過して極めて細い乳口から体外に出されるのですが、細い出口を通るからこそ、ちょっと血液の流れを悪くしてしまうと、通路で詰まってしまうことがあるのです。
もちろん、それほど大きな症状を感じないうちに解消しておけば、問題ありません。でも、このまま放置して症状を悪化させてしまうと、母乳の通路が塞がれてどんどんできた母乳が溜まっていくばかりです。
重度の乳腺炎になると、大きなしこりができたり、38度以上の熱が出ることがあります。ここまで酷い症状になると、育児にも生活にも支障が出てしまいますし、医学的な処置が必要になることがあります。
運が悪いと手術が必要になることもあります。なので、出来ることなら「自分の健康管理どころではない。」と言っていられる早い段階で、症状を解消しておいた方が良いでしょう。
・初期の段階でできることは授乳と搾乳と冷却
乳腺の詰まりが酷くないうちにできる対策には、まずは授乳、搾乳があります。赤ちゃんが欲しがるだけどんどん授乳し、乳輪全体を加えてもらって、潰し飲みにならないようにしましょう。
特に母乳が多く分泌されやすい夜間は、無理のない範囲で積極的に授乳を行いましょう。授乳を行うと、乳腺のつまりが解消しやすくなるので、ここで搾乳して母乳を溜め込まないようにするのも、効果的な対策です。