今すぐ改善したい、乳口炎や白斑の原因2つ
乳口炎や白斑は繰り返しやすく、
おっぱいをあげるときに痛くてウンザリですよね。
そんな乳口炎や白斑ですが、
何が原因で起こっているのかご存知ですか?
今回は、乳口炎や白斑が起きる原因について詳しく見ていきたいと思います。
☆乳口炎や白斑の原因1・乳首への負担
母乳の出口である乳口が炎症を起こした状態のことを「乳口炎」と言います。
また、乳口炎になると、乳頭に1~2ミリくらいの大きさの白い点のようなものができたり、水泡ができたりするのですが、このできもののことを「白斑」と言います。
乳口炎や白斑ができてしまう一番の原因は、
「乳首(乳口)に負担がかかり、傷ついてしまうこと」
だとされています。
授乳の際に赤ちゃんのくわえ方が浅いと乳首が傷つきやすくなりますし、
添い乳も乳首に負担がかかりますので、乳口炎を起こしてしまいがちです。
参考: 乳口炎の時に使える塗り薬
また、産後すぐの母乳の分泌量と供給量の釣り合いがとれていない時期や、母乳の分泌量が多く、おっぱいが張りやすい方も、乳口炎や白斑ができやすいと言われています。
これは、
おっぱいに母乳が溜まってパンパンに張ると、
乳頭部も緊満状態となり、
その状態で圧抜きをせずに赤ちゃんに吸わせてしまうことで、
乳口に大きな負担がかかってしまうためです。
乳口炎や白斑を繰り返してしまったり、なかなか治らないというママさんは、まずは授乳方法を見直して、なるべく乳首に負担をかけないように気をつけてみましょう。
☆乳口炎や白斑の原因2・ストレスや食事内容
乳口炎や白斑の原因として、ストレスや疲れが関係しているという説もあります。
「ストレスを感じたり、疲れているときにおっぱいがつまってしまうことが多い」と感じているママさんはたくさんいらっしゃると思います。
これには理由があって、私たちの体はストレスや疲れを感じると「アドレナリン」を分泌します。
アドレナリンが分泌されると血行が悪くなり、中性脂肪が増加して血液がドロドロになってしまうのです。
そうなると、母乳は血液からできていますので
母乳もドロドロになり、
つまりやすくなって乳口炎や白斑になってしまうというワケです。
同じような理由で、脂肪分の多い食事や、乳製品、甘いものを多く食べていたり、
水分が不足していたりすると、血液と母乳がドロドロになって乳口炎になってしまうことがあると言われています。
そのため、日頃から上手に息抜きをしたり、
休憩をして疲れを極力溜めないようにすることと、
食生活や水分の摂取量に気をつけることが大切です。
血液と母乳をサラサラにすることを意識して、乳口炎や白斑を予防、改善しましょう!