乳腺炎で高熱が出たら!すぐに病院に行けない場合の対処法は?
「乳腺炎で高熱が出てしまった。」と言う非常事態には、
とにかく自宅での対処法を一生懸命に探してしまうかも知れません。
本当ならすぐにでも病院に行きたいところでしょうが、
病院に行こうと思った時には休日だったり、
受付時間が終了してしまったりなんて言うこともあるでしょう。
また、赤ちゃんがいると、すぐには病院に行けないと言う人もいます。
こんな時には、やはり一時的な対処法で症状を緩和するしかありません。
・しこりを軽く刺激しながら、赤ちゃんに母乳を飲ませること
乳腺炎で高熱が出た時の一番の対処法としてよく言われるのが、赤ちゃんにおっぱいを吸わせることです。ただ、詰まった母乳は美味しくないので、赤ちゃんが嫌がって飲まないこともあります。
こんな時には母乳を適度に搾乳してから、赤ちゃんに与えてみると良いでしょう。美味しくない部分は初めの方に集中しているので、これを搾乳することで赤ちゃんに少しでも美味しい母乳を与えやすくなります。
あるいは、赤ちゃんがウトウトしていて、それほど母乳の味を気にしていないタイミングで与えてしまうのも有りです。それで、赤ちゃんに母乳を与える時には、しこりを軽く解すように刺激しながら与えると良いでしょう。
・温めはNG、冷すのはOK!
乳腺炎で高熱が出ている時の対処法として、温めるのはますます熱を悪化させる危険性があります。「温めてはいけない。」と言うと、ホッカイロや温湿布、ホットタオルなどを使わなければ大丈夫だと思うママも多いのではないでしょうか。
実は、これらを使わなくても、入浴やちょっとした運動で温めてしまうこともあるのです。入浴は湯船に浸からずシャワーのみにして、育児以外はできるだけ体を休めるのが良いでしょう。
血行を良くするマッサージも、避けた方が良いです。それで、乳腺炎で高熱が出た時に胸を冷す対処法なのですが、氷などで急激に冷すのは乳腺組織への刺激になるので避けましょう。
保冷剤などをタオルにくるんだものを使用するか、肌着の上から保冷剤を当てるのがお勧めです。