どのぐらいならお酒を飲んでいい?母乳育児中のアルコール摂取
母乳育児中って我慢すること多くないですか?
特にアルコール類を我慢しているお母さん多い。
あー、ビール飲みたい…なんて思うこと私もよくあります。
では、アルコール摂取は絶対だめなのか、どうしてだめなのか、少しならいいの?
色々な疑問に関して経験談です。
母乳育児中にアルコールを飲んだらいけないわけ
母乳はお母さんの血液から造られますよね。
アルコールを摂取すると胃や腸から吸収され血液中にでていきます。だからアルコールを飲むと母乳となって赤ちゃんの口に入ってしまうんです。
コップ1杯ほどのお酒で数分から~2時間半ほどでアルコール入りの母乳が生成されます。
このまま母乳をあげると、お酒を子供にあげているようなものです。
だからアルコールを摂取した時にそのまま母乳をあげるのはよくありません。
アルコールを赤ちゃんが摂取したらどうなるの
赤ちゃんは消化機能が未発達です。
そのため少しのアルコールでさえもうまく処理できないのです。
そのためアルコール濃度の高いおっぱいを赤ちゃんが摂取すると急性アルコール中毒を起こしてしまったりします。
参考: 乳腺炎なのに赤ちゃんに母乳拒否される!考えられる原因は?
じゃあどのくらいならいいの?
このぐらいならいいですとはっきりは言えませんが、一般的にコップ1杯ぐらいならと言われています。
ただ、飲んだ後は授乳してはいけません。3時間ぐらいは明けたほうがいいと思います。
時間を開けて溜まったおっぱいは全部絞って捨てないといけません。
そうなると、完全母乳で育てている赤ちゃんの場合は、ミルクに代用したりしないと難しいですよね。
3時間で必ずお酒が抜けているというわけでもありませんし、飲むと不安が残ると思います。
あたしは、飲みたいという気持ちも強かったですが何かあったらどうしよう・・・そんな気持ちのほうが強かったです。
旦那が飲み会のあとなど、お酒のにおいをぷんぷんさせて帰ってくるといつも腹が立っていました。
たまにはあたしも、友達とゆっくりお酒飲みたいのに!!なんで女ばっかり我慢しなくちゃいけないんだろう・・・なんてことよく思っていましたよ。
でも母乳をあげることができるのは女の特権!
人生でそう何年も何度もある経験ではないし、子供が母乳を飲んでいる時に見せてくれる表情など嬉しいこともたくさんあります。
そして何より、赤ちゃんはママがいないとだめ。そんな風に思うようにしたらお酒も我慢できます。
でもどうしても飲みたいって人は、量や時間を守り、赤ちゃんに異変がないか、よく観察してあげてくださいね。