【おっぱいが痛すぎるママへ】乳腺炎の重症度は3段階!ひどくなって膿が出たときの対処法
乳腺炎とひとくちに言っても、
少し痛みを感じるものから
高熱が出て腫れ上がるものまで重症度は様々です。
乳腺炎は重症度が増していくと、
詰まった乳腺から膿が出て激しい痛みを感じます。
そうなると病院に行って処置をしないと、
日常生活に支障が出てしまうんですね。
そこで今回は乳腺炎の重症度を3段階に分けて、
ひどくなって膿が出たときの対処法をご紹介します。
目次
乳腺炎の重症度を3つの段階でチェック
乳腺炎の重症度はいきなり重くなるわけではなく、基本的に放置したらだんだんと悪化をしていく傾向にあります。段階的には3つに分けることができ、それぞれ症状も異なります。
では乳腺炎の重症度を3つの段階でチェックしていきましょう。
①乳腺炎になりかかっている段階
乳腺炎のなりかかりは、乳腺に小さなしこりができて痛みを感じます。熱が出たり腫れるといったことはまだなく、触ると痛みがあるくらいです。
この段階では重症度としては低いので、赤ちゃんに吸ってもらうことが一番の対処法です。
②うっ滞性乳腺炎になっている段階
うっ滞性乳腺炎になると、しこりのある部分が赤く腫れてきて痛みが強くなります。うっ滞性乳腺炎は私も経験がありますが、横になるのが辛いくらいの痛みなんですよね。
この重症度から乳腺炎という診断がつき、痛み止めなどを処方してもらうケースが増えてくるのです。ここで乳腺炎を放っておくと、症状が悪化して大変なことになるので早めに病院に行きましょう。
③急性化膿性乳腺炎で重症化している段階
急性化膿性乳腺炎は乳腺炎の中で最も重症度が高く、詰まった乳腺から膿が出てしまっている状態です。膿を出すために切開をして、傷口にガーゼを詰めるなど聞くからに痛い治療が必要になります。
高熱が出て悪寒が止まらなくなるなど胸の痛み以外の症状も出ます。
乳腺炎の重症度が高く膿が出てきたら?
乳腺炎の重症度が高くなると膿が溜まってしまうので、
医師に切開をしてもらって膿を出さなければなりません。
膿が排出されれば、高熱や腫れなどの症状は次第におさまってきます。
傷口が治るまでは少し痛みを感じますが、
きっと乳腺炎の痛みに比べれば我慢できるものでしょう。
しこりが腫れ上がって熱を持っていたら、
すぐに乳腺外科を受診して膿を出してもらいましょう。
乳腺炎の重症度を判断して適切な対処をしよう
乳腺炎の重症度を3段階に分けて、
ひどくなって膿が出たときの対処法をご紹介してきました。
乳腺炎は小さなしこりと少しの痛みがあるなりかかりの状態から、
重症度が高くなると腫れや高熱が出てくるようになって病院での処置が必要になります。
乳腺炎で膿が溜まってしまったときには、
切開をして膿を取り出すことで痛みを抑えていきます。
頻回授乳をしているのに胸にしこりや痛みを感じたら、
病院で乳腺炎の重症度を調べてもらいましょう。
そこで適切な治療を受けてくださいね。