乳腺炎対策は胸部を圧迫させないこと!日常で胸部を圧迫させている習慣は?
乳腺炎の原因は、実は胸部を圧迫させることにもあるのだと言うことを知っていましたか。
これを聞いて、「たかがそれだけで?」なんて思うママも多いかも知れませんね。
でも、産後のママの体は疲れている状態で、
しかも育児で多くの体力を消耗しているのです。
だからこそ、ちょっとしたことでもデリケートで体調に現れやすく、
胸部を圧迫させないように注意する必要があります。
・授乳用のブラを活用すること
毎日着用している下着の感覚に慣れていると、下着で胸部を圧迫させていることも忘れてしまいがちです。下着での圧迫も乳腺炎の原因になることがあるので、注意が必要です。
妊娠前には胸を大きく見せるために、若干小さめのブラ、ワイヤー入りのブラを使っていたママも多いでしょう。産後は妊娠前とは体型が変わっていますし、母乳育児をしていると胸のサイズも大きくなっています。
胸部を圧迫させないためには、授乳用のブラを活用しましょう。倹約家のママだと、「産後の僅かな間のためにブラを買うのは勿体ない。」と思うかも知れません。
ただ、授乳用のブラはワイヤーが入っていなくて窮屈感がないだけではなく、授乳する時にスムーズに片方のおっぱいを出しやすかったり、パッドを付けやすいと言うメリットもあります。毎日洗濯しているママなら少なくとも3枚以上持っていると、万一下着を汚した時の替えがあって便利です。
・仰向けで寝ること
胸部を圧迫させないためには、起きている時だけ意識していても不十分です。寝ている時の姿勢は無意識ですが、これも乳腺炎の原因になることがあります。
横向きで寝ると下側の胸を圧迫されてしまいますし、うつ伏せで寝ると両方の胸を圧迫させてしまいます。もっとも良い寝方は、仰向けで寝ることです。
とは言っても、寝ている時は、なかなか意識がしにくいですよね。いつの間にか寝返りをして、好きな寝方をしていることもあるでしょう。
でも、せめて寝始める時だけでも仰向けで寝るようにすれば、多少は圧迫させる時間を減らすことができます。仰向けが辛い場合には、タオルの上に腰を乗せて寝ると多少は快適になります。