2歳を過ぎてもまだ母乳!?卒乳の時期はいつ?
今や、卒乳が主流になっていますが、
卒乳の時期っていつ?って思う方多いと思います。
私も、1歳半の息子にまだ、母乳を与えています。
せっかく出るし、子供も欲しがるから
無理やり止めることはないと思っていたのですが、
つい最近、産婦人科のお医者さんに
言われてしまったのです。
「子供のためにも、母乳はやめた方がいい」と…。
2歳くらいまでは…と思っていた私は、
やめるべきか迷ってしまいました。
WHOも推奨!2歳過ぎても母乳をあげよう
悩んで調べた結果、
WHOのガイドラインに行き当たりました。
そこには
「母乳は2歳以上まで、頻繁に、子どもの要求に応じて与えましょう」
とありました。
そのガイドラインによると、産後1、2年経っても、
母乳の免疫成分は変わらないそう。
だから、免疫機能の低い2歳頃までは、
母乳を与えましょうということを
WHOは言っているのです。
気になる栄養成分も、問題ありません。
産後1年経っても、1歳児にあった成分が含まれているとのこと。
とはいえ、食事から摂取できる栄養も大事なので、
食事と母乳をバランスよく摂ることが推奨されています。
ここで言う食事をWHOでは“補完食”と言われ
あくまで栄養を補う食事のことを表しています。
日本のいわゆる“離乳食”とは、
意味合いが少し違いますね。
おっぱいは心のエネルギー
また、授乳は子供の精神安定にも良いそうです。
1歳を過ぎると歩けるようになり、
できることや興味を持つことが増えてきます。
でもその反面、できないことがあることも知ってしまい、
子供にとってはかなりのフラストレーションになっています。
そんな時に子供の心を救ってくれるのがお母さんの“おっぱい”。
不安になった時や寂しくなった時、
子供の精神安定に大いに役立っています。
私の息子は1歳2ヶ月から保育園に通っています。
保育園から帰ってきてまず最初にやることは授乳。
実際、保育園に通い始めてから、
おっぱいを欲しがることが急激に増えました。
保育園で抱えた不安やストレスを
一気に発散させているのですね。
そうやって、おっぱいを飲む息子この姿を見ると、
より一層愛おしく思えてきます。
子供の個性に向き合って、ゆったり卒乳
実は、「1歳を過ぎたら断乳」と
言っているのは日本だけでした。
WHOとユニセフが世界全体で行なった調査では、
卒乳の平均年齢は4.2歳なのだそう。
それを受けてか、日本においても母子手帳から
「断乳」と言う言葉はなくなりました。
1歳を過ぎた子供にとってもメリットがたくさんある母乳。
もはや、授乳は単に栄養補給のためだけの
手段ではないのです。
子供の成長も、親子の触れ合い方もそれぞれ。
「これはこう言うものだ」と、
全ての親子にカチッと当てはめることはないのです。
卒乳も、それぞれのペースで
進めていくべきなのだと思います。
周りの子が卒乳したからと言って
焦ることはないです。
子供が欲しがるのなら、
たとえ2歳になったとしても
母乳を与えていきたいですね。