ママにやさしい母乳パッド♪正しい使い方と洗濯のコツ

2017年7月1日 [母乳育児]

母乳育児中のママさん、母乳パッドは使っていますか？

まだまだ授乳に慣れない時期、

赤ちゃんのおっぱいを吸う力に乳首が負けてしまったり、

まだまだ分泌量が調整されず漏れてきてしまったり。

母乳育児が軌道にのるまでは、そんなトラブルもいっぱいです。

それを解決する一つとして利用するのが「母乳パッド」。

今はさまざまなタイプのものが市販されています。

最適な選び方やお手入れ方法などをご案内したいと思います。

○母乳パッドが必要なとき～まずは正しい使い方と洗濯

　母乳育児を始めたばかりの頃、何度も続く授乳に乳首が敏感になり、人によってはかゆみが出たりする場合もあります。

また、赤ちゃんの吸う力が強く、乳首が切れてしまうことも多くあり、その際に下着が擦れて痛みを感じてしまうことがあります。そんな場合に、乳首をやさしく保護してくれるのが母乳パッドです。

また、母乳の分泌量の多いお母さんは、赤ちゃんとの授乳リズムがつくられるまでに、分泌が多くて漏れてしまうことがあります。そんなときは洋服などにしみをつくらないようにするためにも、母乳パッドを入れておくと安心です。

　母乳パッドには大きく分けて、使い捨ての紙製品と、何度も洗濯をして使える布製品があります。

主に紙製品は分泌が多く漏れてしまうような場合に、そして布製品は乳首のトラブルで乳頭を保護する目的で使うのが適しています。

　紙製品は、赤ちゃん用品を扱っているお店で簡単に手に入れることができ、個装されており持ち運びも便利で清潔です。

ただし紙製品なので、傷口があるような場合は繊維がくっついてしまったりすることがあります。布製品は主にインターネットでたくさんの種類を見つけることができます。

オーガニック布を使用しているものや、カラフルなものなどかわいいものもたくさんあります。何度も洗濯して使えるという点では経済的です。ただし、傷口があり分泌物もある場合は、こまめに取り換えていきましょう。

　ただ、布製で淡い色のものは、しばらく使用していると布がくすんでくる場合があります。これは母乳に含まれている脂肪分のせいです。

　洗濯については、ものによっては型崩れしやすいので、洗濯ネットに入れることをおすすめします。

手洗いだけでもよいですが、気になる部分を予洗いしてから洗濯機で洗ってしまうという方法のほうが、手間もかからずママも楽だと思います。

大切なのは洗濯後。型崩れしないように、きちんと形を整えて干しましょう。また、母乳パッドの種類によっては、洗濯機洗いより手洗いのほうがよい場合もあります。洗濯表示に従っておていれをしてください。

白色の布製のものを使用していましたが、洗濯機で洗って日光消毒のつもりで太陽の光にあてて干していました。しかし利用したのは最初の1か月ほどで、母乳の量も安定し赤ちゃんの授乳ペースもつかめたので、いつしか使用しなくなりました。

　使用しなくなった布製の母乳パッドを長期保管する場合は、母乳の成分が布に残らないよう、一度煮沸消毒することをおすすめします。

　母乳パッドと洗濯方法についてまとめてみました。用途にあわせて使い分け、すてきな母乳育児ライフをたのしみましょう。