乳腺炎のとりあえず応急処置!!

はじめて乳腺炎になると、対処法が分からずに戸惑ってしまいますよね。

病院に行った方が良いのかな、と迷ってしまったり、赤ちゃんを預けられる人がいないと赤ちゃんも病院に一緒に連れて行かなければならず、そう考えると気が重い……。

また、病院がお休みだったり、夜間だったりとすぐに診てもらえないこともあると思います。そんな時のための応急処置としては、まず「冷やす」ことです。

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 とにかく冷やせ!

痛みのある部分や腫れているところを、タオルを巻いた保冷剤や冷えピタなどの冷却シートで冷やします。

ただし、あまりにも冷やしすぎると母乳の生産がストップしてしまうおそれがありますので、あくまでも優しくじんわりと、気持ちが良いと感じる程度に冷やすようにしてください。

乳腺炎はいつなるかわかりませんので、授乳中の方は冷えピタ等を常にお家にストックしておくと安心です。
次に、「葛根湯を飲む」ことも有効です。

乳腺炎で病院にかかると、葛根湯を処方されることが多いです。葛根湯には発汗作用があり、熱や腫れ、痛みを発散してくれる効果があると言われます。

また、葛根湯は授乳中でも飲むことができる点、漢方薬ですので効き目が穏やかという点でも安心です。
病院で処方してもらうのが一番安心なのですが、薬局でも売っていますので薬剤師さんに相談してみるのも手です。

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他にも冷やす方法さまざま

顆粒をはじめ、ドリンクタイプなどもありますのでご自分の飲みやすいものを選ぶと良いでしょう。冷えピタと一緒に、葛根湯もお家にストックしておくと重宝します。
顆粒タイプは一箱にたくさん入っていますので、常備するのにおすすめです。乳腺炎の対処法は色々ありますが、なんといっても一番は「赤ちゃんにたくさん飲んでもらう」ことです!痛い方を優先にして、授乳回数をいつもよりも増やし、こまめに飲んでもらうようにして下さい。

乳腺炎のときの母乳は黄色っぽくなったり色がついていることもありますが、飲ませても赤ちゃんの身体に影響はありません。

ただし、味は美味しくなくなっているので、赤ちゃんによっては飲んでくれない子もいます。その場合には、赤ちゃんが眠たそうな時を狙って授乳をしてみたり、自分の手で搾乳をしてみましょう。
コツは、しこりのある部分を軽く押しながら授乳することと、赤ちゃんに色々な角度から飲んでもらうことです。
授乳に慣れてくると、ついついいつも同じ姿勢、同じ角度からの授乳になりがちですが、姿勢や角度を変えることによって詰まりの解消が期待できます。
搾乳の場合も同じで、色々な角度からまんべんなく絞ることが大事です。
乳頭の先を開いてみると、詰まりが見えることもあるので、色々な角度から押してみて、詰まりが少し浮く場所が見つかったら、そこを中心に圧迫すると、詰まりがスポッと取れて楽になることもあります。
ただし、詰まりを爪などで無理に取ろうとすると傷をつけてしまい、ばい菌が入ってしまうおそれがありますし、搾乳をし過ぎると母乳の製造量が増えてしまい、ますます詰まってしまいますので注意して下さい。
また、乳腺炎の時にはなるべく安静に、赤ちゃんが寝ている間はママも一緒に横になるようにするのも大切です

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