産科?内科?母乳育児中の風邪は何科を受診すればいいいの?
赤ちゃんを育てているとママは睡眠不足になりやすく、
免疫力も落ちて風邪を引きやすくなってしまいますよね。
風邪を引いて病院への受診を考えたときに、ふと気になるのが、
「母乳育児中は何科を受診すれば良いのだろう?」ということです。
通常通り内科で良いのでしょうか、
それとも母乳育児中だから産婦人科?
そこで今回は、そんな「母乳育児中に風邪を引いたら何科を受診すれば良いのか」
という疑問について考えていきたいと思います。
☆母乳育児中に風邪を引いたら病院に行くべき?
母乳育児中に風邪を引いてしまったら、病院に行くべきかどうか悩みますよね。
薬を飲むのも心配ですし、赤ちゃんを預けられない場合には
赤ちゃんを連れて病院に行かなければならず、病院で赤ちゃんが病気をもらってしまったら……
など心配事がたくさんあります。
そのため、多少の風邪くらいであれば、葛根湯を飲んだり、
のど飴を舐めたりしてやり過ごすママさんも多いことと思います。
それで治ってしまう風邪ならば良いのですが、
日数が経っても一向に症状が良くならなかったり、症状がつらい場合には、
無理をせず病院を受診してしっかりお薬を処方してもらった方が賢明です。
実際に私は、母乳育児中に風邪の症状をずっと我慢していて、
肺炎になってしまったことがあります。
つらい症状を長引かせないためにも我慢のしすぎは禁物ですので、
病院への受診を考えてみましょう。
☆母乳育児中の風邪は何科にかかれば良いの?
では、母乳育児中に風邪を引いて病院を受診するとしたら、何科を受診すれば良いのでしょうか。
この問いに対する答えは、「内科」と「産科」のふたつに別れます。
情報媒体によって「内科」と書いてあることもあれば、
「産科」をおすすめしている場合もあり、“結局どちらに行けばいいの~!?”と困ってしまいますよね。
結論から言うと、どちらも診て下さいますし、
先生に授乳中であることをしっかり伝えておけば、
授乳中でも大丈夫だというお薬を処方してもらえます。
ただし、中には、内科の先生から「心配であれば、
産科でも診てもらって下さい」と言われ二度手間になってしまうケースや、
「授乳中は産科で診てもらって欲しい」と思っている内科の先生もいたり、
反対に、「産後は内科にかかって欲しい」と考えている産婦人科の先生もいらっしゃるようです。
そのため、病院に行く前に電話をかけて、「母乳育児中であること」を伝えた上で、
診てもらえるかどうかを確認しておくと確実です。
色々な科が入っている大きな病院であれば、
あらかじめ「母乳育児中の風邪はどちらの科にかかれば良いですか?」と聞いておくと、
教えていただけると思いますので、行く前に確認しておきましょう。
☆母乳育児中に風邪から肺炎に移行してしまった体験談
はじめの方にも書いた通り、私は母乳育児中に
風邪の症状を我慢していて肺炎になってしまったことが2度あります。
下の子の授乳中に上の子の風邪をもらってしまったのですが、
当時上の子が幼稚園に通い始めたばかりで、毎月のように風邪で熱を出しており、
看病をする私も毎回風邪をもらっている状態でした。
のど飴と、カフェインの入っていない栄養ドリンクを飲んでしばらく凌いでいたのですが、
症状を放置し続けていたある晩、突然40℃超えの高熱が出てしまいました。
大変つらかったのですが、「朝になれば熱が下がるだろう」と思い、
そのまま自宅で様子を見ていたところ、次の日になっても全く熱が下がらず、
ここで初めて病院の受診を考えました。
翌日は土曜日で丁度パパがお休みでしたので、丸二日高熱に耐え、
ふたりの子どもを預けて「内科」を受診しました。
この時に私が行ったのは、内科と産婦人科、小児科をはじめ、
いろいろな科が入っている大きめの病院です。
私は妊娠中にこの病院の産科にずっと通っていたことと、
小児科では上の子と下の子の両方ともお世話になったことがあります。
何の疑問も持たずに内科を受診してしまったのですが、
特に問題もなく、授乳を続けながら飲むことのできるお薬を処方してもらうことができました。
高熱でしんどい状態だったので家から近い病院を選んだのですが、
後から思えば、産婦人科と小児科もあり、両方に受診歴があるため
、何かあった際に私の状態が全て伝わるので安心だったなぁと思います。
もし、妊婦検診や出産でお世話になった産科と同じ病院に内科が入っていれば、
そちらの内科を受診すると安心かも知れません。
また、風邪をこじらせて肺炎になってしまうと、
肺炎が完治するまで何度も病院に通わなければならない他、
場合によっては入院をしなければならなくなってしまいます。
風邪をこじらせる前に病院に行けば一度で済みますので、私の失敗を教訓にして、
我慢し過ぎず、なるべく早めに病院へ行くようにして下さいね!