乳腺炎にならないために!カンタン対処法とその工夫
乳腺炎になったら驚きとともに痛みを発症します。
この痛みから早く抜け出したい・・・そんな気持ちになる方が多いのではないでしょうか。
きっとほとんどの方がそうだと思います。そしてこう思うでしょう、「もう二度と同じような経験はしたくない」と。
一度乳腺炎を経験した者から、次にならないための対処法とその工夫をお伝えします。
当時、私は母乳育児ではあるものの、赤ちゃんがおっぱいを嫌がって吸ってくれずにいたため、
毎回搾乳をして哺乳瓶で母乳をあげていました。
ですので、しこり解決のために出来ることとしたらおっぱいマッサージと食事管理くらいだったのです。
以下にお伝えすることは、そのときに助産師さんからいただいたアドバイスです。
水分補給をしっかりと!
成人者は汗、便、排尿、呼吸などを通して毎日2~2,5リットルの水分を排出しています。
授乳中の方はさらに母乳に含まれる水分も排出されますので、
それも考えたうえで水分補給が必要となってきます。
ただし、一気に水分を摂取しては胃に負担がかかりますので、
2時間ごとを目安にコップ1杯ほどの水分を取ると良いでしょう。
では、どんなものを飲むと良いのか?私の出産時は真夏でしたので、
産後は麦茶を作って常温で飲んでいました(冷たい麦茶は体を冷やしてしまいます)。
しかし、麦茶には利尿作用があるため、せっかく身体に取り入れた水分が排出されてしまって
水分補給には向いていないということを指摘されました。(むくみ解消には最適なのですけどね・・・)
そのため、常温の水を飲むことに切り替えました。
味のない水を苦手とする方もいらっしゃるかと思いますので、
そういうときの対処法はノンカフェインのハーブティーを飲まれてはいかがでしょうか。
また、無味ではない水分補給の工夫として「ごぼう茶」を取り入れることもお薦めします。
あっさりした食事を心がけて!!
私の中できつく、そして体重をとことん落とすことになりました
(ダイエットになったので、振り返ればよかったことではあります)。
揚げ物や肉類、お菓子が好きな私は実家での上げ膳据え膳生活を満喫していた産後、
退院して1週間経ったころに乳腺炎にさっそくなりました。
そして解決の対処法として指導されたことが「食べていいものは白米・豆腐・野菜・ポン酢です」
という(私にとって)信じられない言葉でした。
その日の夜はカレーの予定だったのですが、それも食べることを断念し、
豆腐のみに。翌日からの食事は粗食です。白米・味噌汁・納豆・野菜の炊合わせ系 の日々。
しかしながらそのおかげもあって乳腺炎は解決しました。
そして、里帰り出産を終え自宅に戻って1週間後、あのころの粗食生活は忘れられ、
食事は乳腺炎対策の工夫もされずに脂っこいものを食べたりお菓子も食べたいだけ食べていた結果、
また乳腺炎になりました。
つまり、食事は時として悪になりますので、身体によいあっさり食生活を心がけることをお薦めします。