しこりがあったら乳腺炎かも?おっぱいマッサージ解消(予防)法
乳腺炎の前兆として、おっぱいに「しこり」が出てくることが挙げられます。
「しこり」が出てきたら、放っておかずにマッサージをして「しこり」を解消しましょう。
もしも部分的な「しこり」がだんだんと全体に広がってカチンカチンに固まってしまったら、
できれば会いたくない乳腺炎との出逢いが待っています。
乳腺炎としこりの関係
産後の授乳期に見られることが多い乳腺炎は「病気」です。
「しこり」以外の症状には熱・腫れ・痛みがあり、この乳腺炎は急性と慢性があります。
「しこり」が出来るということは乳房の中の乳腺に炎症が起き、
母乳の流れが悪かったり詰まっているからだと言われています。
この状態が続くとおっぱい全体がカチンカチンに固まって(つまって)しまい、
痛みや熱を帯びてきますので、少しでも「あれ?おかしいな・・なんだか固いな・・・」
と思ったら自分で出来る対処をすぐに施しましょう。
まずは、おっぱい検診
おっぱいを触ってどこに「しこり」があるのか、
どれくらいの固さなのか自分で感じてみましょう。
「しこり」が外側にあれば食生活が、
内側にあれば睡眠不足や疲労蓄積が原因の場合が多いと言われています。
マッサージからのふわふわおっぱい
「しこり」がある部分は乳腺が詰まっているということですので、
マッサージをして柔らかふわふわおっぱいを取り戻しましょう。
ただし、マッサージをしたあと赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことが前提です。
マッサージの方法としては、お風呂でぬるま湯に浸かりながら
「しこり」の部分を軽く押し、乳頭を傷つけないように
乳頭の根元(乳輪との境目あたり)を押しつまみながら
溜まった母乳を出します。(搾乳をお風呂の中で行うイメージ)
*熱いお風呂だとおっぱいが張ってきて痛くなるかもしれませんので注意。
そして、乳頭の先に白い斑点が出来ていて、
母乳が出てこずに出口でつまっていたらお風呂で温めずに冷やしてください。
温めると血流がよくなって余計に炎症を起こしてしまいます。
お風呂に入るのが面倒くさい方はオイルをおっぱいに塗って、
同様に溜まった母乳をだしていきましょう。
あとで赤ちゃんがおっぱいを吸うので赤ちゃんに害のないオイルを使うことをお薦めします。
また、マッサージをする前におっぱいの根元を持って
上下左右に大きく揺さぶることで血流がよくなります。
マッサージの効果をあげるためにも、揺さぶったあとに溜まった母乳を出していきましょう。
ある程度母乳を出したら「しこり」が解消してきたかのように感じるかと思いますので、
あとは赤ちゃんにたっぷり吸ってもらって「しこり」がないおっぱいにしましょう。