乳腺炎になると、膿を出す手術を経験しました。。。
「乳腺炎になると、膿を出す手術を受けなければならない。」なんて、聞いたことはありませんか。
母乳育児をしていれば、誰でも発症する可能性のある症状なだけに、「自分もそうなってしまうかも知れない。」とゾクゾクするママは多いでしょう。
でも、「乳腺炎=手術が必要な病気」なんて言うことはありませんし、むしろそこまで症状が悪化する人は少ないようです。
では、膿を出す必要があるのは、一体どういう時なのでしょうか。
・乳腺炎の手術は、どうしても膿が取れない症状の酷い人だけが受ける
「乳腺炎になると、手術しなければならないかも!」と不安になるママもいるでしょう。でも、むしろ薬の服用だけで済んでしまう人の方が多いかも知れませんね。
そもそも、手術の意味は、乳腺を切って中に詰まった膿を出すことにあるのです。つまり、しこりの膿さえ取れれば、薬での治療で済んでしまうのです。
ただ、乳腺炎自体は多くのママが経験する症状なので、「大したことがない。」と思って軽く考えていると、重症化させてしまう危険性があります。
胸が張って苦しく感じたら、とにかく患部を冷やしましょう。
症状の起こっている部分が小さいなら、保冷剤をタオルにくるんだもので冷やせば大丈夫です。症状の起こっている部分が広範囲なら、赤ちゃんのおむつを冷やしたもので冷やすのが良いでしょう。
もちろん、痛いのを我慢してでも、ひたすら赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことも大切な対策です。
・乳腺炎の手術は後日1ヶ月も通院が必要、酷い場合には入院治療も!
乳腺炎の手術の流れとしては、まずは超音波で膿の溜まっている場所を探して、膿を出す部分に印を付けます。
そして、乳房に局所麻酔注射をしてから切開して、中身の膿を出します。
ただ、ここまで大変な治療を行っても、完全に治ると言う訳ではありません。症状が酷くてあまり改善が見られなければ、患部に細い管を付けて膿を出します。
また、手術は30分で日帰りで終わっても、後日1ヶ月くらいは、抗生物質の点滴、患部の消毒を行うために毎日医者に通う必要があります。
症状によっては、入院が必要となることもあります。