母乳の冷凍保存はいつまで? 24時間を越えると母乳に変化が・・・
赤ちゃんを育てるのに一番欠かせないのが授乳です。
母乳はいわゆる生ものの扱いになりますが、
正しい方法で上手に保存をすればママや赤ちゃんの負担を減らすことも出来ます。
今回は正しい保存方法と保存する際に気を付けておきたい注意点をご紹介します。
母乳を保存することによる2つのメリット
一つは母体の休息につながることです。
母乳を保存しておけば哺乳瓶を使って
赤ちゃんにミルクを飲ませてあげられます。
日中や夜中であってもパパや他の家族に頼ることか出来るので、
その間はほんの少しでもママの身体を休められます。
もう一つは父性の目覚めにつながることです。
母親は妊娠中から母性を感じている分、
父親は父性がめばえるのに時間がかかるものです。
たとえ哺乳瓶を通していても赤ちゃんにミルクを飲ませられると
父親としての実感を持つことが出来ると思います。
実際に我が家もパパに頼んだ時は
とても嬉しそうに赤ちゃんに接していたので、その様子をみて安心したことがあります。
母乳の正しい保存方法
赤ちゃんが口にするものですから、きちんと正しい方法で保存するようにしましょう。
冷凍保存の場合は母乳専用の冷凍パックが販売されているので、
そちらを使って冷凍しましょう。
哺乳瓶に母乳を搾乳してとり、それを冷凍パックに移します。
その際はパックに対して3/4程の量にして平らにして保存してください。
入れすぎると冷凍していく時に膨張して破裂してしまう恐れがあります。
また冷蔵保存する場合は搾乳した時の哺乳瓶のまま保存することも出来ますが、
冷蔵室は日常生活で開け閉めする回数が冷凍室よりも頻繁にあるので、
この時も同じ冷凍パックに入れて保存することをオススメします。
どちらにしても保存したパックには必ず搾乳した日時を記入してください。
保存したものを与える際の注意点
まず冷蔵した場合はなるべく早いうちに飲ませるようにしてください。
目安は搾乳した時間から24時間以内です。
哺乳瓶ごとお湯につけて温度に気を配りながら人肌ほどに温めましょう。
冷凍した場合、急速に温めてしまうと母乳の質が悪くなるので
冷蔵庫に移して自然解凍をさせるか、ぬるま湯につけて解凍させましょう。
ある程度解凍したら哺乳瓶に入れ、前述の通り人肌ほどに温めてから与えてください。
母乳育児をしているママはなかなか赤ちゃんのそばを離れることが出来ませんが、
ママが疲れてしまっていては元も子もありません。
辛い時は家族を頼り休息することも大事ですよ。