完ミママと完母ママ、そして混合ママの母乳率とは?
完ミとは、つまり、ミルクのみで赤ちゃんを育てることです。
そして完母とは、母乳のみで赤ちゃんを育てること。
母乳もミルクも両方あげるのが、混合ママですね。
今の時代の母乳率はどの程度なのでしょうか?
昔の方が母乳率は高いというのは頷けます。
それは、今ほど粉ミルクの栄養分が良くなかった時代には、
母乳で子どもを育てるお母さんの方が多かったということです。
ところが今では、ミルクと母乳の両方を飲ませる混合ママが増えているんです。
粉ミルクの成分がより母乳の成分に近づいたことが大きな原因だと思われます。
完ミママにも、完母ママにも、それぞれ違う悩みが!
母乳だけで育てたかったのに、十分な母乳が出なかったという方も、
ミルクも飲んで欲しいのに赤ちゃんがミルクを拒否した、
という方もいらっしゃいます。
つまり、完ミママにも、完母ママにも、それぞれに悩みがあるということ。
やはりお母さんにとって、自分の母乳を飲ませたいという気持ちはありますよね。
それなのに母乳の量が足りないからミルクをあげないといけない
というのは切ない気持ちです。
逆に、お母さんが外出しなければならないのでミルクを飲んで欲しいのに、
赤ちゃんがミルクを拒否するということもあり、なかなかうまくいかないものです。
完全ミルクor完全母乳?赤ちゃんにとってはどちらの方がいいの?
お母さんの体調や母乳がよく出る、出ないなどの体のタイプがあるため、
完ミがいいとも完母がいいとも言えません。
母乳のみで育てたいと思っていて、
ちょうど母乳がたっぷりと出るお母さんなら、希望通りに完母ママになれます。
もしお母さんが早くから働きに出ることになった場合などで、
粉ミルクを飲んで欲しい場合で、赤ちゃんが嫌がらずに粉ミルクを飲んでくれるなら、
完ミママになれるということですね。
今ではミルクの栄養も母乳に近くなっているので、
もし仕方なくミルクを飲ませざるを得ないということであっても、
それほど落胆する必要はありません。
完ミでも完母でも、愛情いっぱいで育てれば赤ちゃんは元気に育ちます!
大切なのはミルクで育てるか、母乳で育てるかということよりも、
お父さんとお母さんを始めとする家族全員が、
愛情をいっぱいかけて育ててあげること。
母乳率は時代によって変化するかもしれませんが、
変わらないのは赤ちゃんに対する愛情です。
ミルクでも母乳でも混合でも、
お母さんの一番やりやすい方法で元気な赤ちゃんを育てていきましょう!