初めての母乳育児|乳房が張りすぎて痛い!カンタン対処法
赤ちゃんが産まれるとすぐに授乳がはじまります。
赤ちゃんが産まれてもすぐに母乳は出てくれません。
まずは赤ちゃんにたくさん吸ってもらうことにより、
少しずつ母乳が出るようになっていきます。
そして最初は張りのなかった乳房が、
だんだん張ってくるようになります。
張るとは何か、なぜ張るのか、張りすぎて痛い時の対処法を解説していきます。
乳房が張るとは?
女性であれば誰もが一度は、
乳房が張るという経験をしたことがあるのではないでしょうか?
よく生理前などに、乳房が張って痛くなったり、
少し熱を持って熱くなったりしますよね。
産後の乳房の張りも、感覚としては同じですが、
生理の前の張りよりも、強い張りを感じる人が多いと思います。
なぜ、張りが起こるのかというと、
それは母乳が作り出されているからなのです。
もちろん産後すぐには、張りを感じない人がほとんどですが、
赤ちゃんにたくさん吸ってもらうことにより、
どんどん母乳が作り出されて、次第に張りを感じるようになっていきます。
母乳が作られることによる乳房の張り
授乳中におっぱいが張るのは、
母乳が十分に作られている証拠です。
最初は、赤ちゃんもまだ上手に吸うことが出来ないため、
なかなか母乳量が増えず、張りを感じない人もいます。
また逆に、赤ちゃんはまだ上手に吸えないのに、
母乳はたくさん作られてしまい、
痛みを感じるほど乳房が張ってしまう人もいるようです。
そのうち、赤ちゃんの飲む量と母乳の作られる量が安定してくるので、
辛い張りも数ヶ月すればおさまることがほとんどなので安心して下さい。
乳房が張りすぎて痛い時の対処法
乳房が張りすぎて痛い時はまず、
赤ちゃんに母乳をたくさん飲んでもらいましょう。
張りすぎていると赤ちゃんが飲みにくいので、
少し搾乳をしてから授乳することをおすすめします。
また赤ちゃんが飲んでくれない場合も、
搾乳することをおすすめしますが、くれぐれも絞り過ぎないように注意して下さい。
絞り過ぎてしまうと、また母乳が作られてしまい、
母乳量が増え、さらに張ってしまいます。
搾乳出来ない場合などは、
乳房をタオルで包んだ保冷剤などで、ゆっくりと冷やしてあげて下さい。
急激に冷やしたり、冷やし過ぎてしまうと
今度は逆に母乳が作られなくなってしますので注意して下さいね。
それでも張りが収まらない場合は、乳腺炎の可能性があるので、
早めに病院を受診することをおすすめします。