フォローアップミルクはいつまで必要?
子育てママが一度は耳にしたことのあるフォローアップミルクですが、
どの赤ちゃんにも必要なものなのか疑問に思うお母さんもいるかと思います。
フォローアップミルクは何のために飲ませる?
栄養の補助? 赤ちゃんを落ち着かせるため?
もし必要となった場合はどのように飲ませて、
いつ頃まで飲ませてあげるといいのでしょうか。
フォローアップミルクとはなにか? いつまで必要?
フォローアップとは日本語に言い換えると「面倒をみる」という意味なので、
フォローアップミルクとはすなわち赤ちゃんの成長の面倒をみるミルクということになります。
今までずっと母乳からの栄養で十分満たされていた赤ちゃんですが、
成長が進むにつれて人間の身体には欠かせない炭水化物やたんぱく質
ビタミン等の栄養素も必要となってきます。
母乳と併用して離乳食からそれらを採っていくなかで、
今のままでは栄養が足りないかもしれないと考えた頃が
フォローアップミルクを検討する時期にあたります。
フォローアップミルクは絶対に飲ませないといけない?
離乳食を食べる量が増えるにつれて
母乳を飲む量が減ってきてしまう赤ちゃんもいます。
そうした場合、母乳や離乳食だけでは栄養が足りないかもしれないと感じて
フォローアップミルクを検討する方がほとんどだと思います。
だからといって必ずしも飲ませないといけない訳ではありません。
あくまで赤ちゃんの栄養バランスを補助するためのものなので
1日3回の離乳食できちんと栄養を採れていれば無理に飲ませる必要はありません。
離乳食をよく食べていて体重の増加も順調であるうちは
飲まなくても大丈夫なのではないかと思います。
フォローアップミルクはいつからいつまで飲ませるものなのか
多くの方が離乳食を3回食にステップアップした頃を目安に飲ませているのではないでしょうか。
3回食を始める頃というと大体生後9ヶ月が目安なので実際にお店で売られているものは生後9ヶ月から飲めるとされているものが売られています。
母乳育児をしてきているので哺乳瓶を持っていない、そもそも赤ちゃん自身が哺乳瓶を拒否してしまうということもあると思いますが、フォローアップミルクの場合は普通のミルクとは異なり、ストローマグやコップで飲ませてあげるといいですよ。
気になるのはいつまで飲ませてあげるのかですが、1歳を過ぎて牛乳を飲めるようになる頃を切り替え時にする方が多くみられます。
牛乳を飲んでもアレルギー症状等が出ないようであればフォローアップミルクを卒業してもいいと思います。実際には生後9ヶ月から3歳頃までとされている商品がほとんどなので、飲ませているものの表記に従って与えるようにしましょう。
お母さんは赤ちゃんの成長には誰よりも敏感で、特に体重の増減で一喜一憂することが多いと思います。
体重はメモリで記されるのですぐに気付いてあげられますが、栄養バランスが整っているかは判断しづらいものです。
母乳育児だと哺乳量が減ってきた・離乳食の進みがよくない等で悩んだりすることが出てくるかもしれないので、その時は一度フォローアップミルクを検討してみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんの健やかな成長のために気張らず考えるようにしましょう。