もしかして母乳が出にくいのは遺伝のせい?
母乳で育てたいのになかなか母乳の出が良くならない。
どうして母乳のことでこんなに悩まなければいけないのかと
自分を責めてしまう方もいれば、
遺伝のせいなのではないかと疑ってしまう方もいるのではないでしょうか。
母乳育児を目指したいママのために、
母乳の出る仕組みや本当に遺伝のせいなのかを調べてみました。
どのようにして母乳は出るようになるのか?遺伝との関係アリ?!
妊娠・出産をしたことにより母乳が出るようになりますが、
急に出るようになるのではなく
実際はもっと前から女性の身体は母乳を出す準備をしています。
女性の身体が成長していく過程で乳房が膨らんでいきますが、
実はこの段階から母乳を出す準備は始められているのです。
妊娠をして体内で作られていく母乳は
胎盤が女性ホルモンに働きかけて母乳の出を一時的に止めていますが、
出産後に役目を終えた胎盤が体内から出されることにより母乳が出せるようになるのです。
母乳が出にくいのは本当に遺伝が関係するのか
結果から先に言いますと、母乳の出が悪いのに遺伝は関係ありません。
確かに体質により母乳の出の善し悪しはあるかもしれませんが、
改善していく方法がない訳ではありません。
その中でも一番大切なのは我が子である赤ちゃんの力も借りて
母乳を出を良くしていくことです。
何故なら赤ちゃんが乳首に吸い付くことによる刺激を受けて
母乳が分泌されていくからです。
十月十日ずっとお腹の中にいた赤ちゃんにとって
何かに吸い付くというのは初めての経験ですし、
ママにとっても授乳はなかなか慣れないものなので最初から上手くはいきません。
母乳の出が悪いことを気に病むず、
赤ちゃんにより多く吸い付いてもらえるように
ママと赤ちゃん二人三脚で頑張ってみてください。
母乳育児を頑張るママへ|遺伝は気にしない
私は出産前から我が子を完全母乳で育てていくことに強い憧れを持っていたので、
助産師さんからの授乳指導を受けてからは我が子の為に1日に何度も授乳をしました。
しかしなかなか上手くいきませんでした。
私が焦ると娘も上手く吸い付くことが出来ず、
お腹が満たされないことで泣いてしまうという負のループ。
ミルクに頼らざるを得ない状況になり、
上手く授乳してあげられない自分が情けなくなり娘の前で大泣きしたこともあります。
それでも体質等のせいにしたくはないと思い、
諦めずに娘と頑張って母乳育児を出来るようになりました。
私も通っていましたが、助産院では桶谷式の母乳外来や
母乳の出が良くなるハーブティーなどが販売されており、
母乳育児を目指しているママにとって味方になるグッズもありますので、
試してみるのもいいかと思います。
授乳に限らず、生まれて初めてのことが最初から上手くいくなんて稀にありません。
試行錯誤を繰り返してママも赤ちゃんも成長していきます。
我が子と自分を信じて頑張ってみてくださいね。